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引退

みなさんは引退を経験したことはありますか??

今日は思ったことをそのまま文章にするので乱文ですみません。


今日、WEリーグ(日本女子サッカープロリーグ)の最終戦が行われ、私は観戦にはいっていないのですが、SNS等で各会場の試合の様子をみた中で感じたことがたくさんありました。
時期的にも契約満了や引退の決断などを見る時期になりました。
チームは一年一年編成していくので最終戦ということは、そのメンバーで戦う最後の試合ということになります。
対談の発表や引退の発表などがあり、各スタジアムに選手の勇姿を見に行ったというSNSの投稿をたくさん見ました。

どんな状況であれ、最後のスタジアムは特別な時間です。


私もサッカーの引退を経験しました。
それは次のフットサルへの転向を決めた中での引退ではなかったので、29歳の時に、幼少期から始めたサッカーの中心の生活の終止符を打つ時でした。
最後の試合は私は、皇后杯という、トーナメント戦の試合であったので勝てばもう1試合、負けたら終わりという試合で、場所は大阪のスタジアムでした。その試合は、私は最後の練習で頭をぶつけて目に大きなアザができ、メンバーに入ることはできましたが、出場することはありませんでした。今思い出しましたが、最後の試合に出れなかったのです・・・・・・笑
22年間のサッカー人生の最後は何も笑えない、虚しく悲しい終わり方だったと思います。

今日、多くの最終戦の中で大宮の鮫島選手の引退のインタビューを拝見しました。とても感動するスピーチで、私の一個上の方なので、対戦したこともあり、中学生の頃から近くでプレーしていた方でもあるので、最後がどんな想いなのか、ということも知りたくてスピーチの動画を見ました。
きっと多くの関係者が観戦に行ったのだろうと思います。多くの人の中で引退の舞台を見られて、改めてすごい選手だったんだと感じました。
プロという環境でプレーされて結果や仕事として取り組んだ中でも
応援してくれた方への感謝や仲間のためにプレーしたことを表現されていたので、やはりすごい選手はとても周りのことを大切にし、それがやりがいとなり、それがサッカーを続けられた理由なのかなと感じ取りました。
きっと思うことはもっとたくさんあるのだと思いますが、偉大な選手の言葉には重みがあり、感動しました。

実は私も引退して、4ヶ月後に引退のセレモニーをしていただく機会をもらいました。その会場は古巣であったジェフとレッズのホームの駒場スタジアムでの試合でした。その時に、サポーターの方々の掲げてくれた横断幕を見て、自分のことを見てくれていた人の存在を感じたときに、自分のサッカー人生を肯定的に捉えることができました。



全員が同じように、最高の引退の舞台が準備されるわけではありません。

でも、多くの人がプレーしている姿ややってきたことを見てくれているものです。結果を出しスーパーな選手はもちろん華があります。
ただ、応援してくれる人は必ず、努力し全力でプレーしている姿を見てくれているんだなと今でも感じています。

そんな感謝の気持ちを忘れず、
1日1日を大切にしようと感じる日になりました。
女子サッカー選手の皆さん、お疲れ様でした。
浦和レッズレディース、優勝おめでとうございました!!


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