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アメリカ研修旅行1日目:入国審査編
到着までのラスト30分間、揺れまくった飛行機は無事アメリカ、サンフランシスコに到着した。東京からサンフランシスコの飛行中、一度もトイレに行けなかった私は(両隣が全然知らない人で荷物が怖かった)、着いてすぐにトイレに直行した。そして気づいた。
めっちゃ扉の隙間空いてる…
そう、アメリカのトイレの扉は隙間がかなり空いてるのだ。ドラマでは普通に見てるだけだったが、実際に使ってみると心配で落ち着かない。
トイレからでたら次は入国審査だった。海外に行ったことがない私は事前に入国審査について異常なほど調べていた。もう私は入国審査マスター。絶対に大丈夫。そう言い聞かせて並んだ。かなりの列ができていたので「まだ30分ぐらい時間がある。この時間に復習しよう。」と考えていた。
「Japan Airlines?」
列の後ろの方で並んでた私達に突然空港スタッフが声をかけてきた。どうしたんだろうと思いながら「Yes」と答えると。
「follow me」
ん?よく分からないまま着いていくと、全然人のいないところに並ばされた。友達がどんどん入国審査に進んでいく。あ、
一瞬で私の番がきた。大丈夫、ちゃんと予習したんだから。そう言い聞かせて審査がスタート。
しょっぱなでこけた。
なぜか一向に指紋を機械が読みとれなかったのだ。
審査官のお兄さんに「君指紋ある?」と言われる。半分パニックになり、「あります!」と答えた私は笑われた。ジョークだったのだ。知らねえよ。ここでジョーク言うなよ。
結局手汗で読みとれなかったということが分かり、紙ペーパーで手を拭いて再び機械においた。やっと読みとれた。その後はスムーズに進み、無事入国完了した。
一緒に行ったみんなも次々と審査を終えて出てくる。ただ1人、パスポートを鍵つきケースに入れられて出てきた友達がいた。「どうしてケースにパスポート入ってるの?」と聞くと
「そぼろおにぎり」
そう、あの羽田の自販機で友達はそぼろおにぎりを買い、そのままアメリカに到着してしまったのだ。友達はそぼろおにぎりと共に税関手続きに行き、私達は荷物を取って外に出た。
英語がたくさん聞こえてくる。アメリカにいるんだ。ガイドさん、講師の人たちと合流し、駐車場に向かった。向かってる途中、清掃員さんに中国語で話しかけられたりしたが割愛する。
10人ぐらいしかいなかったが、貸切バスは大きく、座り心地も良かったので快適だった。
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サンフランシスコは高層ビルが多く、とても都会の雰囲気だった。
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無事ホテルに到着し、荷物を整理してすぐにロビーの会議室に集合した。
そう、私達はただ旅行に行ったのではなく、事業ピッチをしにきたのだ。会議室で、講師の方とともにプレゼンの練習をした。もちろん着いてすぐなので疲れて寝てる人も多い。
アメリカ初の夕食は、ハンバーガーだった。美味しかったが量が多かったし、ドリンクも大きく、めっちゃ甘かった。
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ホテルに戻って明日の準備をする。友達は一生懸命プレゼンの練習をしていた。私は、お風呂に入ろうと浴室の鍵を閉めようとした。
閉まらなかった。
古いホテルだからか全く鍵が閉まらなかったため開いた状態で滞在中、お風呂とトイレを済ませた。
次の日はスタンフォード大学でのピッチ。少し練習して寝た。
続く…
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