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脳内でいくらシミュレーションしても たかが知れてる

考え尽くして正解を出そうとする。でも脳内で考えた事などたかが知れてる。
現実はもっと複雑である。

新しい回路を作ると、必ずどこかに落とし穴がある(動かない)。 
え!そんな所!? という事が多い。

理由の一つは、デジタルにものを考えているせいだ。
デジタル回路といえども、微視的にはアナログ動作をしている。
そこの考慮が足りていない。そこまで脳内シミュレーションはできない。

結局、回路を作って、修正を繰り返しながら完成させるしかないのだ。
一度も作った事がない回路を、脳内シミュレーションだけで一発で成功させるのは不可能なのである。勿論、マシンにシミュレーションさせたって、そのシミュレーション回路や条件を与えるのは自分なのだから、結局同じ事だ。

つまり正解を出そうとするなら、実行してみるしかないのだ。
実行しながら考えるのだ。

多分これはどの世界でも同じであろう。
トヨタの三現主義(現場、現物、現実)じゃないけれど、それを本当に大切と思えるようにならないとダメなんだな、と感じる。

脳内でいくらシミュレーションしてもたかが知れてる。だから実行するのだ

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