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備えあれば憂いなし。雨キャンプをへっちゃらにする10のコツ

結婚10周年を記念し、3週間で北海道をめぐるワーケーションをしてきました。概要はこちら。

この間、なんと、大雨注意報に2回も遭遇しました!

十分準備していったものの、大雨注意報までは予想していなかったので、ワタワタしながらなんとか乗り切った雨キャンプ。そんな中で修練?した雨キャンプ攻略のコツを記録します。

個人的にはこれさえ準備しておけば、雨なんてどんと来いです。雨キャンプならではの、しっとりした雰囲気も満喫できちゃいます^_^

注意:最初から大雨注意報が出ていたらキャンプは控えましょう…汗

テント関連アイテム

1 スカート付きのテント

雨が降った時は、とにかくテントの中に水が入らないようにしたいですよね。テントによっては、裾にヒダのような布がついていることがありますが、これをスカートと言います。これがあると、雨水や秋冬の寒さから守ってくれる訳ですね。その分、通気性が落ちるというデメリットもありますが、私は夜中に大雨になっても安心して眠りたいので、スカート付きを選びました。

テントを2つ持っていますが、二つともスカートが本体からビリッと剥がれました…  取り扱いには要注意です。

2 伸び縮みできるポール

案外、馬鹿にできないのがこの伸縮可能なポールです。テントやタープを頑張ってキレイに張っても、屋根に雨水がたまります。その水が一気に地面に落ちる時に、たまたま人が通りかかってずぶ濡れ、なんてことはキャンプあるあるです。それを避けるために、伸び縮みできるポールで屋根の一部に高さをつけて、常に雨水が地面に落ちるようにするのがオススメです。

ポールを多めに持っていくとこんな時に役に立ちます。

伸縮可能なポールだと、位置とか高さとかも必要に応じて調整できるので、とっても便利。

ポールはこれ↓をオススメします。便利すぎて我が家は5組(10本)も揃えてしまいました。

本来は上に向けてロープなどを引っ掛ける細い軸を、この使い方をする時は下にして地面に刺すと、ポールがより安定します。

本来はこの金色の軸を上に向けて、ロープなどを引っ掛け、ペグダウンしてポールを自立させますが、この場合は上下逆にして、この金具を地面に突き刺すと、より安定して良いです。

ウェア関係アイテム

3 レインウェア(又はポンチョ)

チェックインの時に雨が降っていたら、雨がやむのを待てば良い訳ですが、チェックアウトの時はそうもいきません。お尻の時間が決まっています。

限られた時間の中でパッパッと動かなければならないので、我が家は登山用のレインウェアを上下とも着て作業しています。

以前はポンチョでしたが、その後レインウェアの方が動きやすことが分かったので、ポンチョはグルキャン時のお友達用に常備しています。

レインウェアにはたっぷりと防水スプレーをかけておくと◎です。スポーツ用品店のお兄さんからは、レインウェア上下1着でスプレー1本使い切ってください、と言われました。

また、大体のテントは、片付ける時に、空気を抜きながらぐるっと巻いて、収納袋に押し込みます。この時、空気をしっかり抜かないと袋に入らないので、くるくる巻きつつ、腕や膝やスネを押し付けて、空気を抜いてゆくんですね。こんな感じです。

これは、帰宅後にテントを乾かした後に、フライシートを収納している時の写真です。撤収時に雨が降っていると、テントが濡れた状態で、こうやって手や足を使って収納することになります…

この時ポンチョだと、裾がひらひらしてちょっと邪魔なのと、肘やスネが濡れてしまうので、レインウェアの上下をしっかり着た方が楽ちんです。撤収終はレインウェアを脱いでしまえば、まるで何事もなかったかのように乗車できますしね。

4 レインシューズ(又は長靴)

シューズは、長靴ももちろん良いですが、レインシューズもオススメです。私はダナーのレインシューズを履いていますが、これがまた、かかとを踏んだまま歩けるので、設営や撤収時にインナーテントに出たり入ったりがとても楽なんですよね。

5 つばのある帽子

レインウェアにフードもついていますが、キャップまたはハットがあると、つばが雨を避けてくれて、雨水が顔にかからなくてGoodです。レインウェアを着るほどでもない小雨の時は、帽子だけあれば、大したダメージもなくパッパッと作業することができます。

このちょっとだけ出ている帽子のつばが、雨の中の撤収ではとっても助かります。

6 軍手(できれば防水手袋、なければ軍手の替え)

軍手して作業するのがあまり好きでない人もいるようですが、片付けるキャンプ道具が、雨で濡れているだけではなく土で汚れているので、軍手的なものはつけた方が◎です。防水の手袋があればベストですが、軍手でもOKです。

北海道赤平で入手した水曜どうでしょうグローブを愛用しております

荷物の下ろし・積み込み時のアイテム

7,8. タープ&敷き物

雨が降っているときに独立したタープがあると、タープの下に荷物をまとめ、その後一気に車に積み込むことがでます。また、グループの中で特にすることがなく待つだけの人がいたら、タープの下が待機場所にもなって◎です。タープの下でも、水が浸っている可能性があるので、敷物を敷いて片付けた荷物を仮置き出来ればベストですね。

お友達は待ち時間はタープ下で待機してもらいましょう

9 車のハッチバック

もしレンタカーをこれから手配する場合、ハッチバックのあるSUVがオススメです。荷物を全て積み込んだ後は、ハッチバックの扉の下でレインウェアを脱いだり、移動用の靴に履き替えられたりできます。雨の中でホッとできる場所でした…!

この扉の屋根のある・なしは大きいですね!

雨に遭遇した時は

10 要は気の持ちよう

最後は根性論です(笑)。
雨が降るとテンションが落ちると思いきや、その雰囲気を楽しむ人は結構いるのではないかと思います。が、こと撤収になると、ブルーになる人が多いはずです。

そんなときは、こんな感じで念じましょう!

「サバイバルスキル習得の修行と思うべし!」
「まるで軍隊。でもこれができれば災害時も怖くない!」
「要は気の持ちよう。これもエンターテインメント」


…ということで、雨のキャンプというのも貴重な体験なので、ぜひ楽しんでください!


この写真は、雨のなか撤収を頑張っていたら、終わった途端に富士山が顔を出してくれた瞬間。こんなご褒美、最高すぎる…!

ありがとう!富士山!

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