スプラトゥーン2と共に生きる3年

初めて投稿した記事、「40代主婦がウデマエXになった話【スプラトゥーン2】」が予想以上にバズってしまい、嬉しい反面動揺している。

私は物書きでもないし、単なる趣味の延長とXに到達した自己記録にとnoteを書くつもりだったが、せっかく投稿するにあたりスプラトゥーン2を知らない人が見ても少し理解できるような文章に書いてみようと意識した次第だった。改めて先の記事を読み、そしてリアクションをくださった方にお礼を。貴重なお時間をいただきありがとうございました。そして嬉しい感想もたくさんいただき光栄です。


さて、先の内容で私はXになるまで足掛け3年800日2500時間をスプラトゥーン2に費やしたと書いた。これはハッキリ言って、趣味に没頭している以外の何物でもない。それどころか趣味依存、つまりゲーム依存と言われるレベルである。ちなみに他のゲームはやらないので、私の場合はゲーム依存ではなくスプラ依存というべきだ。ただ日常をスプラのスケジュールに合わせるわけにはいかない。私は、スプラトゥーン2と日常を共存させる必要があった。今回はそのことを書いておこうと思う。

大前提として、スプラトゥーン2と共存できている背景に、家族であるオットの趣味がゲームであることが大きい。オットはゲームがほぼ唯一の趣味であり、ゲームに対する理解がある。オットはソロゲーマーで、オンラインでフレンドと遊ぶ趣味は持っていないのだが、それはオットのコミュニケーション能力不足が原因なので(本人もまたそれをやりたいと言わない)、私が対人コミュニテイで遊んでいることについては対岸の火事だ。

時間の捻出であるが、オットと子どもが寝た時間が基本的にスプラ時間である。子どもが生まれるまで一人の時間は飲み会や音楽ライブに費やしていた。20代の頃は週10回以上飲み会にいっていたこともある。(そしてこの飲み会付き合いについてもまたオットは対岸の火事であった)子どもが生まれてからもスプラを買う前は深夜に毎週の録画チェックをしていたテレビ番組があった。これも今はスプラ時間にとってかわった。

というわけで、スプラ時間はそれまでの生活から無理やり作り出したものではなく、別のことをしていた時間が私のスプラ時間となった、という方が正しい。
なお、オットの遊ぶゲームは、主人公が物騒な格好で殴り合ったり主人公より10倍くらいデカイ怪物と死闘を繰り広げていたりすることが多く(ゲーム知識のある読者の方には「オットはフロム信者です」といえば伝わりますか)、子どもにとても見せられないので寝ている時間にやることとなったのだが、オットは夜にめっぽう弱く夜21時に子どもと一緒に寝てしまう。このためオットは早朝に起きてゲーム時間を取っている。私が23‐25時でスプラ、オットが4-6時でPS4で遊ぶのが我が家のスタイル。

そんな風に時間を工夫して遊んでいるものの、スプラ、特ににフレンドと遊ぶことは楽しい。このため週末になるとつい25時ではなく27時頃まで遊んでしまう。すると翌日眠くて、日中1時間程記憶がないことがある(一般的には昼寝と呼ぶ)。これがオットの不満に繋がることはないわけではない。まあでもお互いにやるべきことはやってから、というスタンスなので、家事、育児、仕事、その他対応すべきことはやっていれば不満も一時的なものとして終わることが多い。
特に私は、平日は毎日オットにお弁当を作っている。これができなくなるほどにスプラに時間を費やさないようにしようという自戒ラインは一応持っているし、オットにもそう断言している。そしてお弁当作りは、実はスプラより長い期間続いている趣味でもある。

それでも当然スプラにこれだけハマっている影響はあって、見つけるとスプラグッズを買ってしまったり、スプラで例え話をしたり、突然お弁当に海苔で「X」と表記してしまうことはある。Xになったことでオットに「Xの奥さん持ってどうよ」と言ってはオットの失笑をもらうこともある。子どもはお風呂で「スプラシューター!ぱしゅぱしゅー」とか水をかけてきたりもする。そしてオットも、実はスプラに700時間ほど割いていたこともある(ウデマエ上位を目指すというよりは色々なブキでナワバリを楽しんでいた)。スプラトゥーン2と共に生きた3年、これからももう少し共に生きていく環境は続きそうだ。

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