2年ぶりのガチマッチ<スプラトゥーン2>

今日はスプラトゥーン2の内容となる。もう専門用語の解説もしないのでスプラプレイヤーさんだけに向けて書くことをご了承いただきたい。(そもそもスプラプレイヤーしかこのnoteを読んでいない可能性はある)

5月にエリアがXになったと書いたが、その後はほんの少し遊ぶ程度しかガチマッチをしていなかった。エリア計測途中まで、ヤグラはS+途中、アサリもS+戦で気が向いたら1,2戦やるのみだ。ナワバリはたまにブキ練ギア空け。それ以外は幸いに遊んでくれるフレがいるのでリーグマッチやプライベートマッチで遊ぶ時間がたくさんあった。スプラは毎日遊ぶ、だがガチマッチにはいく必要がないという状況でまた数か月を過ごしていた。

とここでお気づきだろう、1ルールを記載していない。ガチマッチのガチホコバトルについては、私の記憶から抹消されていた。

ふと思い出した年始の話があった。よく遊ぶ相方に宣言したのだった。
「今年はホコに行く」
今年はガチマッチのガチホコバトルに挑む、という意味の宣言だが、この時点で「今年は」と表現している。つまり1年はガチマのホコにいっていない。よくよく思い出すと、ホクサイヒューを使い始めてのリザルトは専用アプリ(イカウィジェット:愛用しています)で記録をとっており、この記録は2018年9月からである。イカウィジェット上の私のホコのウデマエは「?」となっていた、つまりは丸2年ガチマのホコにいっていなかったということになる。

なぜガチマのホコに行かなかったのか。まず、オブジェクト(ガチホコ)はプレイヤーが動かすため、ルートの決まったヤグラやオブジェクトが動かないエリアアサリに比べて、思い通りにいかない試合が多いことが行かない理由の一端である。そして、私はこのガチホコを持つことがとても苦手で、つまりは味方に持たせることが多いのだが、それだと思い通りいかないことがこの上なく多い。
さらにプレーしたのは2年前ということで、ガチホコバトルでのビーコンの立ち回りを理解せぬままメーターにヒビを入れてしまい、あと1敗で降格というところでビビって手をつけなかったということがある。ちなみにA-でヒビ3、これが何を意味するかというと、負けたらB帯に落ちるということだ。この状態からビビりまくって気づけば2年経っていた。エリアのウデマエはXになったが、ホコはB帯スレスレにいる、これが私の現実。

そんな状態のまま、いつかガチマのホコに行こうと思いながら2年が過ぎた。気が付けばエリアはXだし、ヤグラもアサリもS+になっている。ホコは…と思っているうちに時間だけが過ぎていった。そしてこれじゃあいかんと思っての年始発言「今年はホコに行く」に至る。

しかしながらいいステのとき、いい時間のとき…と選びに選んでいると余裕はなく、気づけば今年ももう9月。残り3か月ちょいしかない。そんな中、私にスプラのプレー環境の変化が訪れた。
スプラのフレたちはみな、他ゲームに夢中だ。つまりはスプラで遊んでくれるフレが激減した。1年半前毎晩のように遊んでいた相棒のハイカス使いも、今月でNintendoOnlineが失効すると話している(更新しないらしい)。さらにさらに毎日遊んでもらっている相方の仕事が一気に超激務になった。コロナ禍でヒマを持て余しドラクエやりながらのんびりと私のガチマ通話「やった」「やられた」「勝った」「負けた」に付き合えるような相方ではなくなってしまった。いやそれでもスプラは週に何度も一緒遊んでいるのだけども、相方が『意識的にスプラにINしない日』ができた。

さて私はというと、スプラもしたいということは変わらず、家事育児オットの世話仕事…をこなしながらスプラをプレーしている。廃人であるし狂人であるだろうが楽しい趣味だ。上記の状況の中一人でハイカラスクエアに放り出され、よぎったのは年始の宣言、ガチホコバトルのガチマッチへ行くしかない、という選択肢であった。私はまたエリアのときと同様、環境に押し出されてガチマッチに行くこととなったのだ。いや、私はそう思わないとガチマには到底行くことができないチキンプレイヤーなのである。

とある休日、夜相方は寝落ち宣言をしていた、そして23時には連絡が途絶えた。INするとガチマッチのメニューはガチホコバトルだった。私は一人でハイカラスクエア、ガチマッチのオレンジのバナーを選択する。A-でヒビ3のメーター。この1試合でB帯陥落か、A帯キープかが決まる。ガチパワーを見ると、1390とある。これは強さの指標になっているのだが、私のエリアのガチマッチでは2100前後が出てくる。600~700違う相手との闘い、ホコはとにかく人がオブジェクトを運ぶゲーム、しっかりホコに意識を置くことを誓ってスタートする…
そして無事勝利ができた。
B帯に落ちることなくなんとかそのまま挑めることになったのだ。

ホコを見すぎていて何度もやられてしまいキャリーとは程遠い成績ではあったが、勝ちに貢献できたのだからそれでいい。なおホコは積極的に持つようにした。すぐ持つという意味ではない、意識をホコに向けて関与できる位置にいることにした。(これはA帯ホコでの勝利のセオリーの気がするので書いておく、パワーが高くなるともう少し役割は明確に変わるはずだ)

勝利によって、OKラインを超えたら気が楽になった。割っても落ちることなくスタートなので、また潜ろうと思え、ほどなくしてまた一人の夜が来たのでガチマへ潜った。すんなりとはいかず2回負けて2年前のヒビの入ったメーターは割れ、再スタートしその後はうまく勝ち抜けることができ、A-からAに昇格できた。Xになったときは戸惑った私で実感がじわじわきたものだったが、このA昇格はいやっほーい!という気持ちとホッとしたという気持ちの半々だった。

1ルールXになったせいか、1300~1400パワーで勝ち抜けることにはプレッシャーを感じている自分がいた。勝たなければいけないと思い込んでいることに起因するが、Xになってしまうとスプラプレイヤーは自己評価が高くなる傾向にある。ただ現実は、私の場合は、1ルールだけX、他は大したことはない。ホコはようやく1400帯でAになっているのが実力なのだ。この謙虚な気持ちをもたなくては、おそらくガチホコバトルでXはおろかS+になることも難しいだろう。自分に驕らずプレーは楽しくありたい。

さあ、久々の昇格。
昇格した日に自分のグループでプラベをやっている仲間に合流させてもらいったら、期せずお祝いしてくれて楽しい時間を過ごせた。
相方については個別に連絡をしたが、一言もこの話題には触れてくれなかった。翌日リグマをしても一言もない。しびれを切らした私が「さすがに何も言わないのはどうなの」と話すと「何が?」と信じられないほどの塩対応であった。どうしても祝わせたいので紅白饅頭を送ることまで考えたものの…コスパに見合わず今に至る。S+昇格では紅白饅頭を送りつけようと密かに思うのであった。

以上が2年ぶりのガチホコバトル挑戦記録。ここからいつまたウデマエを試しにいくか…は神のみぞ知るところである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?