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[お香レポ]01:カメヤマ・花ふぜい 桜

家の中に香りが欲しい。しかし芳香剤のニオイがどうも苦手だ。そう思ってたどり着いた、お香の存在。蚊取り線香も普通の線香も苦手で頭が痛くなってしまうが、柔らかい香りならば受けれられるだろうと購入した、炭の香りのお線香。これが自分的にヒットだった。

ならば色々試してみて、自分にあった香りを選んでみよう! そう思って購入したのが、こちらのカメヤマ・花ふぜい 桜。さくらのほんのりとした香り……香り……待って、桜の香りって、オリジナルの桜の香りを知らなくない? 昔祖父母の家にさくらんぼの木があったけど、花の香りって嗅いでもわからなかった気がするんだけど……桜って、どんな匂いだっけ……?
取り敢えず、メーカーが桜だって言ってるならば、購入してみよう! と、購入したのが、こちら。


カメヤマ:花ふぜい 桜

ワクワクしながら、線香立てを用意して、ライターで先端に火をつけた。すぐに鼻を通り抜けて脳天に直撃した。頭痛ぁっ!? え、桜の香りって、こんなんでしたっけ!? 違いますね、違うよね、違うのはわかる!!! 桜の香り系のシャンプーで、なんとなくこんな香りが桜だろう、とは思っていた50倍の香り。界王拳でさえ20倍が精いっぱいだというのに、マジか……。

そこそこ大きな線香を購入してしまった私は途方に暮れた。なんかいっぱい入ってる。元々なぜ線香を使い始めたかと言うと、トイレの芳香剤の匂いが駄目なのと、玄関に入った時に感じる家の匂いをどうにかしたかった為である。これを使うとなると、本末転倒。帰った瞬間に頭痛い、トイレに行く度に頭痛い。

どうしよう、まだ入っているし、捨てるには……と思った私が見つけた場所が、風呂だった。扉がきっちり閉められて、換気扇もついている。もしなんらかの弾みで線香が倒れてしまっても、水が近くにある分安心だ。という事で、今、この桜の線香は風呂場近くの棚にある。シャワーから上がった後、1本立てて、今日を無事終えたことを感謝しながら……風呂から香りが漏れてこない事を祈りながら、私は扉をそっと閉めた。


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