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北照-菰野 2013年センバツ1回戦
「このチームで全国制覇しよう」
河上敬也監督が新入部員に呼びかけたのは、2011年4月。それだけ良質の選手が多数入部した世代でした。
この年秋の全道大会を制して2012年のセンバツに出場しますが、光星学院(青森)に0-3で敗れて初戦敗退に終わっています。
この試合ではピッチャーの大串和弥を含め、スタメン5人が2年生という若いメンバーでした。
一方の光星学院はこの大会で準優勝しています。田村龍弘(のちにロッテ)や北條史也(のちに阪神)らスター選手が揃っているチームで、実力から考えて北照が負けるのはやむを得ないと言えるでしょう。
しかし北照が3点を追いかける9回裏、1死1、2塁の場面で6番富田魁仁がライト前にヒットを放ちますが、2塁ランナーの小林英太郎がホームを突いてタッチアウト。
小林ではなくて3塁コーチの判断だとは思いますが、これは絶対にやってはいけないミスでした。
3点差なら無理する必要はなく、ランナーを溜めるのが定石です。きわどいタイミングなのであれば、3塁はストップしなくてはいけません。
ただし、これも全国制覇に向けて必要な経験と言えなくもありません。
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