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コロナ不況の中、飲食業の新規出店


毎年、年明けから春先にかけての引っ越しシーズン、不動産業、大家業の人達にとっては繁忙期だ。

単身もファミリーもまあまあの状況でいっている中で、
驚いたのは、年末に空室となった飲食テナントに秒殺で申し込みが入ったことだ。
物件は立地も良く家賃も安い。が、建物がボロいうえ、コロナ不況という時期なので苦戦しても仕方ないと腹を括っていた。

しかし、そんな時期に申込書が印鑑つかれて出てきたのだ。このことは、コロナ影響が大きいと言われている飲食業界でも、新規出店に乗り出す経営者がいるということだ。。。
その経営者が私の物件で提供しようとする料理、当該エリアでつかんでいるお客、サービス形態を聞いて<なるほど>、と思った。
人間、三食メシは食うわけなので、そこに着目したサービスをやっていけば必ず売れていくわけだ。要はこれまでのパターンを一旦リセットして組み直し出来るかが勝負どころとなる。(これは人生も同じ。)

コロナ不況が続く世界であるが、春を待つ梅の蕾のように、寒さに耐えながらジッと静かに芽を膨らませている経営者がいることを知った。

ツライ時期が続くが、こういう見えない努力をする人がいる日本はまだまだ頑張れると思った。

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