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移住を決意するまでのお話 その3

みなさん、おはようございます。今朝はNHK「あさイチ」にて“移住”の特集をしていましたね。冒頭しか見ていませんが…。twitterでどんな意見がつぶやかれているか見たところ、ネガティブ意見多数(笑)「そうだよね~」と同意しながら眺めておりました。公共放送で移住特集しても、町内会活動とかお葬式のお手伝いについては取り上げないもんね~

ということで、今回からついに移住先決定までのお話スタートです!

今回は、移住フェアについてのお話しが中心です。ではどうぞ!

田舎暮らしのイメージ

みなさん、田舎暮らしってどんなイメージですか?私は田舎暮らしといえば「となりのトトロ」の風景が思い浮かびました。親戚が田舎にいるということもなかったので、正直、野菜の丸かじりと自然いっぱいというイメージのみ。あと、最近だとTV番組「人生の楽園」ですね。私も彼もこの番組が大好きで毎週楽しみにしていました。

移住前に結婚しよう

新卒で入った会社で出会い、そのままズルズルと交際を続けておりましたが、「もし移住をするなら結婚してからにしよう」ということで、けじめをつける為に結婚しました。結婚=2人の人生の新たな1歩ということで、この頃から少しづつ少しづつ移住について検討をし始めました。

2014年10月のことでした。

転機となった移住フェア

田舎暮らしに関する様々な本を読み、田舎暮らしへのイメージを膨らませていた私たちですが、転機となったのは一般社団法人 移住・交流推進機構JOINが主催していた大規模な移住フェア「移住・交流&地域おこしフェア2015」でした。

こちらは今も毎年開催されている移住の一大イベントです。(残念ながら前回はオンライン開催)全国各地の自治体が東京ビックサイトに大集合し、移住希望者と直接話をするという合同企業説明会的な雰囲気の催しです。

色々な自治体の情報を得たいという思いと、移住に対する気持ちに後押しが欲しいということで夫婦揃って高速バスで東京へ向かいました。

私たちはあらかじめ出展団体を確認し、「絶対話を聞きたい自治体」「余裕があれば話を聞きたい自治体」を決めて行ったので会場についてからも行動は早かったと思います。

余談ですが、これから移住フェアに参加する方は事前にかならず家族で話し合いをしてから臨んでください。

・具体的に住みたい自治体はあるか?

・どんな暮らしをしたいのか? 山or海、ド田舎orそこそこ田舎

・絶対に譲れない条件はあるのか?

最低でもこの3つは話し合って、事前に3~4つくらい話を聞く自治体を決めておいた方がいいです。決まっていないとただウロウロして、声をかけてきた自治体の話を聞くだけになりますので…。あと、ノートは必須です。色々な自治体の話を聞くので訳がわからなくなる(笑)私は「移住ノート」を作って、そこに自治体の情報・いただいた名刺を貼り付けておりました。

私たちは事前に話し合って、なんとな~く「北陸がいいね」「福井県が気になる」ということで北陸地方中心に話を聞いてまわりました。

フェアの後、私たちは実際にいくつかの自治体に訪問しましたが、その際も「JOINでお話しさせていただいた●●です」と言うと担当の方が覚えていてくれたりして、スムーズに話が進みました。

移住相談員となった今だから分かることですが、自治体の担当者のみなさん、どんな方とフェアで話をしたのか細かくメモを残すんです。家族構成とか、質問内容とかキャラクターとか。なので、遠慮せず話をして欲しい。より、その方の希望する暮らしを提案するためにもオープンハートで来てくれるとありがたいです。

さて、様々な自治体に話を来てまわった結果、予定時刻ギリギリになってしまった私たち。東京観光など一切せずに、静岡へ帰りました。

移住フェアに参加して

移住フェアに参加して、様々な自治体の話を聞けたことは大きな収穫でしたが、それ以上に大きかったのは「移住したい」という気持ちが完全に固まったこと。

今までは家族や友達のいる静岡を離れるなんて嫌だなぁと思っていたのに、「静岡にこだわって住み続ける必要があるのか?」といっきに考えが変わったのです。移住したら、きっと自分の人生が思いもよらない方に転がり始める。予想も出来ない未来って、なんだか面白そうだな。

ここから、私自身も本格的に移住に向けて動きだしました。

次回、「移住候補地を見に行く」「移住ツアーに参加する」をお送りします。

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