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下妻市ふるさと博物館/スタンプラリー「資料館で茨城を知ろう」1箇所目

資料館で茨城を知ろうスタンプラリー1ヶ所目は、下妻市ふるさと博物館です。実は、6月29日の最初に行った日に、スタンプラリーのスタンプシートを忘れてしまい、後でスタンプを押しに再訪しました。

再訪日で「*箇所目」と数えようと思ったのですが、純粋に最初に行った日にすることとし、結果、日にちから一番最初、一箇所目となりました。

この一番最初に行った日は、6月下旬で初めて真夏日になった、とても暑い日だったこともあり、どなたもいらっしゃらず、ゆっくり館内を観させていただいた記憶があります。モニターも全部再生して、座ってじっくり拝見しました。

後の、全資料館、職員さんに見どころや、どんな地域かお聞きすることもしていなかったので、まったく無知識で入館して観覧しました。
そのため、私の感想が多めですが、ご了承ください。

二回目、スタンプを頂きに行った時に職員さんに伺ったお話し

平成18年に千代川村と合併し、下妻市になった。
民具を沢山集め、7,000点程ある。彫刻家、市村緑郎は下妻市出身、彫刻作品100点以上寄贈された。

下妻市には、絶滅危惧種の国蝶のオオムラサキが生息する小貝川ふれあい公園がある。下妻市のキャラクターは、オオムラサキがモデルの、しもんちゃん。

感想

★二回目に行った時に、地域おこし協力隊の話をしたら、「言葉はわかりましたか?」と聞かれましたが、全然、皆さん、標準語ですよ?!まだ現地の茨城弁?に触れていないのかも?

館内の説明のモニターも、説明が全く普通だったので「茨城弁じゃないんだなあ」と思ったくらい。…というか、茨城弁って、どんなんだろう?イントネーションかな?マギー司郎さんみたいな?だったら役場の方でいたかも!?

★エントランスに、下妻市出身の仏像彫刻師、錦戸新観の「仁王尊像(阿吽の像・ブロンズ製)があります。大きくて迫力があって、これだけでも入館料払った甲斐があります!
しかも、説明文が、人の生きる真理、真実のようなことが、さらっと書いてあるような気がして、唸りました。

★「水とのたたかい」茨城県の多くの資料館に展示してありましたが、下妻市も同様でした。マジックビジョンの声が、おら悟空!の声の人でした♫

★下妻市でも、養蚕が盛んだった♫

しかし何と言っても、私が一番心に響いたのは、「横瀬夜雨(よこぜやう)記念室」です!
野口雨情は知ってましたが、夜雨って誰…?筑波根詩人…???
まったく無知状態で拝見しましたが、
見応えたっぷり!!!
すっごい面白かった!!!

ネタバレになってしまうので、省略しますが、
これほどまでに、神様から、様々な試練を与えられた試されたかのような困難な人生。
苦しく辛かったと思うけれど、詩と出会い、詩で生きていく夜雨。
障害の壁。差別の壁。恋愛の壁。好きな人は結婚してしまい、詩のイメージで勝手に惚れられて押し掛けられて、はた迷惑だったり失望したり。

紆余曲折、大波小波、波乱万丈…。

だけど結婚して、子どもが出来て、人として、親としての幸せを噛み締めてたのも束の間、またもや悲劇が…。

さすがの夜雨も、もう何があっても怖くないというか、生きるのみというような、達観した心境に到達していくんですね。

その様子が、展示で見れたのですよ!順を追うごとに!
映画を見たような「大満足」でした!!!
これは、もう何度でも、来れますね。
何度来ても、同じ展示であっても、同じ内容を観ても読んでも、何回でも楽しめると思う。(そして何度でも再発見するのだろうな笑)私個人の感想ではありますが、「非常にまた来たい」と思える展示でした。

横瀬夜雨…。
最後は、次世代の詩歌の文学の発展へと繫ぐ活動をしていくのが、また素敵でした。

*私がこんなに大満足したのは、詩を書くのが好きで、本を出すのが夢、という素地があるからかもしれません。
20代の頃、匿名で詩や小説を描いて発表できるインターネットサイトに投稿していました。ある時、読者の方からメッセージで感想を頂いたので嬉しくてやりとりしていたら、「あなたの作品は素晴らしい、謎のエ*美人小説家って皆から呼ばれてますよ」と言われて、絶句します。
学生時代、紫式部、清少納言、与謝野晶子に憧れていたこともありますが、エ*?美人?……。作品の言葉や結末、雰囲気だけで、読んでいる人が作者の容姿まで想像するのか?!と思って止めた経験があります。そんな過去が浮かんできたのも関係していると思います。

下妻市ふるさと博物館では、スタンプを押しに行った時、ちょうど、「これなーんだ!ちょっと昔のくらしのどうぐ展」が開催中で見てきました。入場料無料です。8月28日まで開催。

昭和30年代のレコードプレーヤーや、蓄音機、カメラ、手回しミシン、炭火アイロン、全自動洗濯機などなど、子どもたちも楽しんで見てました!

氷の冷蔵庫は、必見!種明かししてみてね!

下妻市ふるさと博物館さん、ありがとうございました😊

横瀬夜雨♬ また観に行きます♬

私が毎月参加している、「伊丹坂読書会(オンライン読書会)」7月のテーマが「面倒くさい」だったので、横瀬夜雨の本を読む予定です。
夜雨が、じゃなくて、夜雨に迫ったとされる「面倒くさい人がいた」という意味で、です。本は、八千代町の図書館で借りました♫

★14箇所スタンプラリー 目次⇩


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