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意識するということ

「意識すること」

様々なことを習うとき、上達するために必要と言われること。

筋トレでもどこの筋肉が収縮しているかを意識することで、トレーニング効果が高まると言われる。

漠然と何も考えずに練習するより、常に意識して考えながらやることによって、上達が早まるという。

ところが、この「意識すること」が邪魔になってしまうこともある。

本番や試合だ。

久しぶりに舞台に立つことになり、役者として稽古に出ているのだけど

この「意識すること」「考えること」をやめることができない。

セリフを喋ることを意識してしまうと、緊張で喉が閉まる。

普段よりも声が響かないし、自然な表現にならない。

趣味の一つであるダーツにしてもそうで、グリップやリリースを意識しだすと、途端に上手く投げれなくなる。

何も考えずにやる方が良いスタッツが出たりする。

「意識しない」ことを「意識する」と余計にダメになる。

こういう時は「意識する」のではなく「感じる」ことが大切なのだ。

舞台に立つときも、セリフや立ち位置を「意識する」のではなく「感じる」に変えて行かないと。

そう頭ではわかっていても、中々切り替えができない。

もどかしいことだ。






趣味の一つにダーツがあるのだが、グリップやリリースを意識しだすと、上手く投げれなくなってしまう。

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