ホワイトワーカーが想定より早くいなくなる話

どうもコージです! 私は、毎日決算書を読んで企業の未来を妄想しています。 そんな私が決算書の中で面白かったポイント、未来への妄想ポイントを説明しています。

今回は、決算ではなく今後ホワイトワーカーが減っていくスピードは上がったという事について書こうと思います。

こんなニュースがありました。

ルネサス、週休3日制導入へ 連休明けから5000人対象

半導体大手のルネサスエレクトロニクスは新型コロナウイルスの事業への影響の長期化を見据え、5月から輪番の形での週休3日制を導入する。対象は工場勤務を除く約5000人で、全従業員の4分の1強に相当する。一度に出社する人数を減らし感染防止につなげる。ニコンも現在の原則在宅勤務を大型連休後も続ける方針を24日に発表するなど、影響が長引いても雇用を維持しながら事業を安定的に続けるよう企業が動き始めている。

半導体大手企業のルネサスは、新型コロナの影響が長期化することに備えて週休3日制を導入するようです。

今は本当に社会が大きく変革しています、もともとAIの進歩とともにホワイトワーカーは減っていくと予測されていましたが、そのスピードが大分早まったのではないかと考えています。

新型コロナの影響は長期化する事が確実視されています、各企業も長期的な新型コロナ対策を考えなければいけないわけです。

となるとまず行われるのは物理的な外部化です。
テレワークなどですね、物理的に企業の外部においておける部門は置いておいたほうがBCP(事業継続計画)としては間違いないわけです。
テレワークの方が感染したからといって、会社の活動を止める必要はないですよね、可能な部門ではテレワークは一時的なものではなく長期的なものになる可能性が高いです。

さらにそれを後押しするように、システムも変化していくでしょう。
例えば判子の廃止なんかが話題ですが、その他のテレワークを妨げるようなポイントも改善され、ホワイトカラー的な仕事の多くは会社の外部に置いておいても問題なく回るような社会に変わっていくはずです。
また、テクノロジーも大きく進歩していますからそれもその流れを進めるでしょう。

多くの企業はもちろん営利企業で、コスト削減というのは必ず行われることです。

問題なく物理的に外部に置ける社会になった時に、どうすればその部門のコストを下げられるようになるのかといえば、大規模な標準化でしょう。

例えば、決算関連で言うと経理や税務のような仕事には多くの場合に正解があります、このような仕事はやり方が統一かされていれば明日から別の会社で働いても大丈夫ですよね。
社会システムが効率化に進んでいくでしょうから、その仕事についている方は時間が増えるわけです、つまり一人が複数の企業で働くことが可能になると、やり方を標準化して外注化したほうがコストを下げる事が出来るようになるわけです。

今までの主流は、各企業がルールを作りそれに合わせて各企業がシステムを作ってきました。
しかし、正解のある仕事、例えば経理や総務などは本当に便利なシステムがたくさんありますから、システムに合わせてルールを作る時代がすでに来ています。
多くのスタートアップなどはそうしています。

それが、今回の新型コロナの影響でより多くの企業に広がっていくでしょう。
物理的に外部に置けるように、システムに合わせてルールを作りやり方が標準化されていくでしょう。
外部においている部分を減らし外注化されていくのではないでしょうか。




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