イジリー岡田の【ソフビひとり語り】仮面ライダー編
ソフビマニアではない方が、私のこれまでの
『パチソフビ(※1)』の記事をご覧頂いて、
疑問に思う事が幾つかあると思います。
《何故、ソフビ本体を袋から出して、写真を撮らないのか》
《ソフビを取り出して、並べたほうが良い写真が撮れるのではないか》
《ビニール袋が汚れていて見にくい》
分かります!痛いほど分かります!
確かにソフビマニアの方の中には、ソフビを取り出して飾る方も沢山いらっしゃいます!
なぜ私が、袋入りのまま保管するのか
理由を述べさせていただきます。
よく言われるのが、封を開けてしまったら
価値が下がるし、物によっては価値が上がる。
それ以外に理由は沢山あります!
単純に、袋入りソフビを見ただけで興奮します。
《ソフビ変態》と言われても大丈夫です。
とにかく、袋入りで購入した場合は、
そのままの姿で保管をしたいのです!
もしかしたら、
このソフビは今まで誰も開けておらず
未開封品なのではないか!
もし開けてしまったら、私が手に取るまで、
何人ものソフビマニアの方が繋いでくださった
未開封品のタスキを私が途切れさせてしまう。
それは、絶対してはいけないこと。
そして何より
袋入りソフビを手に取って感じることは、
昭和のデパートや、街のおもちゃ屋さんでは
このような袋入りの状態で沢山のソフビ達が、
棚に飾られたり、店先に吊るされたりしながら
販売されていたんだ!と妄想出来るのです。
そのことを想像するだけで、一瞬でも
実在しないタイムマシンに乗れるのです。
だから、今後も絶対に開けません。
ですので、
今回も袋入りを開けずにご紹介しますが
その中でも異質なパチ(ソフビ製では無い)を
ご紹介しましょう!
販売は、1970年代
サイズは、約250mm。
ソフビ製では無く、マスク以外は
ポリ(ポリエチレン)製!
では本物の『旧1号ソフビ』と見比べてみよう!
パチ製品の魅力、分かって頂けたましたでしょうか。
今回のパチ仮面ライダーは、多分お菓子屋さんとか、駄菓子屋さんでも販売されていた商品だと思います。
さあ皆さん、今回ご紹介したこの仮面ライダーが
賑やかな昭和の商店街のお菓子屋さんの店先に
吊るされている事を想像しながら、目を閉じてみてください。
ほら、子供達がはしゃぎながら路地を曲がり
全速力で仮面ライダーを競って買いに来ますよ。
あなたも負けないで走らないと。
どうです?
買えましたか?
ねっ、タイムマシンに乗れたでしょ。
※1
『パチソフビ』とは、
本物のソフビを真似た模倣ソフビの事。
簡単に言えば、権利を取得せずに販売していた、
無版権ソフビの事です。
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