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ギルガメッシュウシュウ(収集)ないと!

1964年9月23日生まれの58歳。

そんな初老の私の趣味のひとつ。

それは、昭和玩具。

その中でも一番魅力を感じるのが
ソフビだ。

ソフビとは、
ソフト塩化ビニールの略称で、一般的にはソフビ人形と呼ばれている。

中でも私は、昭和の特撮やアニメに登場するヒーローや怪獣の人形が大好きである。

幼稚園の頃から、その見た目の愛らしい造形、
子供が持つには重量感のあるボディ、それを掴んだ時のガッシリとした感触、そんなソフビに心底惹かれていた。

そしてマニアックだと思われるが
『匂い』も、魅力のひとつだ。

ソフビを鼻につけた際に鼻腔に吸い込まれるビニール素材の匂い。その匂いだけで今でも直ぐに幼少期の自分に帰れてしまう。

私にとっては、万能なタイムマシンだ。

ソフビの楽しみ方は、ただ黙って眺め、触り、そして嗅ぐ。(絶対舐めません)

時間のある時は、眺め出したら最後、8時間は見てしまう。

ゆうに日本からハワイに着いてしまう時間だ。

私が手に持っているのは、
特撮の中で最も大好きな仮面ライダーのソフビ。


1971年(昭和46年)バンダイから発売。
ソフビのサイズは、約250mm。
当時の定価480円(コーヒー1杯106円の時代)

マスク着脱可能
本郷猛から
仮面ライダーに変身
全身



後ろ
マスクは綺麗に保存されている
カッコいい!
素晴らしい!
切れ目も避けておらず良い状態


マフラー


タイフーン(変身ベルト)
ブルーの部分は、サイクロン誘導措置
   ブルーの部分は、エナージコンバーター
ベルトもソフビ製



手、足 首が可動する
胸の傷はソフビ同士を戦わせた名誉ある傷跡。
ブーツ裏に ©︎石森プロ 毎日放送 東映 バンダイロゴ。
ブーツを脱がせても、やはり刻印が。

発売から52年は経っている。

こんなに長持ちをする玩具だとは当時思わなかった。

もしこの仮面ライダーのソフビを、未開封袋入りの状態でお持ちなら◯◯万という価値が付く。


ここは、私の宝物が大事に保管されている特別
倉庫だ。もう段ボールが部屋の入口まで押し寄せ、入る隙間が無い。

ソフビで部屋に入れない。

ソフビは日光に当てぬよう段ボールに入れて保管する。
それは、大事なソフビが、日に焼けて変色してしまったら価値は急激に落ちるからだ。
だから一生段ボールに入れ大切に保管をする。

…。
…。

私はふと思った…

ずっと大切に保管していたら、良い状態は保たれるが私のソフビは不幸なのでは無いか。

私は決めた。

日焼けをするから飾られず、段ボールの中で日の目を浴びなかったソフビの神々を、このnoteで一つ一つ思い出を振り返りながら丁寧にイジリ、スポットライトを当てていこうと。

ソフビは、私の永遠の友。
そんな私の友を見て頂けたら幸いです。

改めて、

ソフビ人形を開発した玩具界の神様方に心から感謝いたします。










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