ギルガメッシュウシュウ(収集)ないと!仮面ライダーソフビ編
1972年4月1日(土曜日)
仮面ライダー〔第53話〕
『怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦』から、満を持して、本郷猛が帰って来た!
仮面ライダー新1号として!
そして、私はこの春、
新1号登場と共に、小学二年生になった。
19:30 いよいよ放送スタート!
小2の私にとって何より気になったのは、
新1号へ変身の際の、掛け声と変身ポーズだ!
劇場版『仮面ライダー対ショッカー』(1972年3月18日公開)で新1号の変身ポーズは映画館ではお披露目済みだったことを大人になってから知るが、映画なんてのを初めて観たのが中学一年の私が知る由もない。(ちなみに初めて観た映画は、野球漫画ドカベンの実写版)
小2の私はワクワクした!
当時ビデオなんて無い時代だから、
変身ポーズを目に焼き付けなくてはならない!
仮面ライダー2号の変身する際の掛け声は、
『へん〜しん!』だった!
新1号はどんな掛け声で変身するんだ!
そして、いよいよ新1号の変身の時!
しかし…残念な事に、
この53話には前半、後半で、
2度も変身チャンスがあったのに、
当時の私には1日で正確に覚えることが出来なかった。
しかし掛け声は、簡単だった!
その掛け声とともに今回のソフビを紹介しよう!
『ライダ〜変身!トオッ!』
1972(昭和47年)バンダイから発売。
ソフビのサイズは、約260mm。
前回紹介した旧2号ライダーソフビと同様、
通称、ブリキベルト、赤ベルトとも呼ばれ
ライダーソフビの中でも人気があるソフビだ。
前回紹介した旧2号のソフビ同様、【ブリキベルトソフビ】の生産が仮面ライダーソフビシリーズの後半だった為、出回る数が少ないらしい。
最後に、
『藤岡弘、』さんは、
【仮面ライダー】第9話、10話の撮影中のオートバイ事故で全治6か月の大怪我を負いました。
藤岡さんの出演が今後出来ないとなった時、
『本郷猛は亡くなった事にしよう』
と、テレビ局やスタッフが言うなか、
プロデューサーの平山亨さんは、真っ向から反対をします。
「子供たちのオールマイティーの夢を壊すわけにはいかない。」
「藤岡さんが、仮面ライダーに戻って来れなくなってしまう。」と。
平山さんは、2号ライダー登場のアイデアを企画し、重傷の藤岡さんが復活して帰って来られる時間と場所を作って待っていてくださいました。
平山さんのお言葉が無かったら、もしかしたら
『藤岡弘、』さんの新1号はいなかったかもしれません。
2013年にお亡くなりなった平山亨さんに、
心から感謝の気持ちをお伝えするとともに
この写真を掲載させて頂きます。
平山亨さんが2号ライダーを誕生させたからこそのダブルライダーです!
ダブルライダーの立ち振る舞いは、
ソフビでも圧巻です!
仮面ライダーは、永遠に不滅です。
平山亨さん、本当に有り難うございました。
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