世界一周中の英語教師が教える 海外旅行を安く、充実したものにする方法（２）
こんにちは。世界を旅する英語教師、飯塚直輝です。僕が世界を回り始めて約１年となります。今回は僕が世界一周を、どのようにに安く、充実したものにしてきたかお伝えします。海外旅行に行きたいけれど、円安で躊躇してしまう人、お金がない学生さん、そして何よりも地元にどっぷり浸かって旅をしたい人におすすめの記事の第２弾です。
第１弾で紹介した Workawayは、働く代わりにベッドと食事をもらえるgive and takeのようなプラットフォームでした。
旅といえば観光なのかもしれませんが、僕は観光にあまり興味を持てません。自然を見るのは好きなのですが、城や遺跡を見ても心が動かないタイプなのです。それよりも、仲良くなった地元の人とローカル食堂に行ったり、現地の子どもたちと触れ合ったりする方が楽しいと思えます。このプラットフォームを使うと安く旅ができるという利点もありますが、むしろ地元の人たちと同じように生活できることが大きな利点です。
さて、第２弾ですが、「働きたくない！でも、地元の人と触れ合って安く旅をしたい」と言うわがままな人におすすめな方法を紹介します。
ホームステイ先を見つける Couch Surfing
https://www.couchsurfing.com/dashboard
こちらも有名なサイトです。リンクから飛べなければ、アプリですぐ見つかるので「Couch Surfing」と検索してみてください。
このCouch Surfingはとにかくすごい。ホームステイ先を無料で見つけることができます。旅先でホテルに宿泊するのもいいのですが、地元の家に泊まり、色々と現地の情報を聞いたり、家庭料理を食べたりすることができます。そしてWorkawayのように、働く必要もない！と言っても、無料で泊まれるなんて申し訳なくなってしまいますよね。僕がスロベニアで利用した時は、犬の散歩や食器洗いをお手伝いさせてもらいました。
アプリを見ると、すごく簡単にホストを探せるのがわかります。まずは場所、泊まりたい日程、人数を入力しホストを探します。レビューやホストの家族構成などを踏まえて選ぶといいと思います。僕は、子どもがいる家庭を選びました。人数も選べるということは、カップルや友人同士でも泊まることができます。このように、こちら側の条件に沿ってホストを探すことができますので、ホストも泊まる側も互いに納得した上で決定できるのです。
ホストの候補が定ったら、ホストにメッセージを送ります。僕は最初こんな感じでメッセージを送りました。
Hi, Slavko. I am Nao. I have been working as an English teacher in a boys school in Japan for 12 years and am currently visiting schools and orphanages worldwide to teach English and Japanese culture. So far I have visited 17 countries and taught more than 1700 students. Until last month I was in Lebanon teaching English to Syrian children.
I will stay in Split, Croatia until January 15, and then I plan to go to the north. If you would like, I would be willing to stay with you for more than a week or so starting on the 16th to help you.
I am interested in Slovenian culture, especially food culture, and I would like to cook and learn home cooking with you.
自分がどんな人間か、あなたと一緒に何をしたいか具体的に伝えることで、ホストも受け入れやすいと思います。
僕のスロベニアでのホームステイでは、地元の料理を作ってくれたり、親戚の誕生日パーティーに参加したり、同僚とのスキーに連れて行ってくれました。こういった地元ならではの特別なイベントはホームステイしたからこそ経験できたもので、一人でホテルに泊まっていたら体験できないものでした。もちろん、家でのんびりしたい、自分一人で観光して、ホテル代を節約したいならば、それを伝えればいいと思いますが、地元の人の優しさや美味しい家庭料理に触れられる機会は作ろうと思ってもなかなか作ることができません。ぜひ、みなさんもCouch Surfingでかけがえのない旅の経験をしてみてください。
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