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アフガニスタンと麻薬とタリバン

AFPがアフガニスタンでアヘン生産に携わる人々が「オレたちには他に選択肢がない」と主張する映像を出しました。

アフガニスタンにおいて麻薬産業は主たる産業といってもいい存在です。

アヘンについてはアフガンが世界の供給量の80%を「担って」います。 

国連薬物犯罪事務所(UNODC)のデータによると、2017年のアフガンの国内総生産(GDP)の7%をアヘン生産が占め、約14億ドルの売上をもたらしています。また昨年だけでも、アヘンの原料であるケシ栽培が37%も増加しました。コロナ禍の影響です。

さらにアフガンではケシ→アヘン→ヘロイン以外にも、大麻、エフェドラの生産も盛んです。

エフェドラからはクリスタル・メスと呼ばれる

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