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「911テロは米の自作自演」という陰謀論の罪

2001年9月11日の米同時多発テロから20年が経過しました。

3000人近い人が亡くなる、史上稀に見る残忍なテロ事件です。犠牲になったご本人、そしてご家族の無念は想像するに余りあります。

これに関連して、産経新聞は「9・11報告書の全訳出版 日本の遺族『事実知って』 テロ20年」という記事を出しました。

冒頭には次のようにあります。

2001年の米中枢同時テロから11日で20年。世界貿易センタービルで長男の杉山陽一さん=当時(34)=を亡くした遺族の住山一貞さん(84)がテロに関する米国調査委員会の報告書を全訳、11日に出版された。テロが「20年間頭から離れなかった」という住山さん。改めて事件と向き合い、テロ対策議論などの「出発点」として事実を見つめる重要性を訴える。

杉山さんご家族のことは日本のメディアでしばしば取り上げられてきたので、私も存じ上げていますが、お父様がこのような活動をされていたことは知りませんでした。

「事実を見つめる重要性」という言葉に引っかかりつつ、記事を読み進めると、次のような、とんでもないことが書かれていました。

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