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イスラム研究者がメンタリスト差別発言に思う

メンタリストDaiGo氏がホームレスについて差別発言をしたそうです。

毎日の記事には次のようにあります。

DaiGo氏はホームレスの人について「自分にとって必要の無い命は僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい。いない方が良くない? 邪魔だしさ。プラスになんないしさ、臭いしさ。治安悪くなるしさ。もともと人間は自分たちの群れにそぐわない、群れ全体の利益にそぐわない人間を処刑して生きている。犯罪者を殺すのだって同じ」と述べた。

また、生活保護受給者に対しても次のように言ったそうです。

「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「生活保護の人が生きてても僕は別に得しない。猫は生きてれば僕は癒やされる」などと語った。

毎日によると、ツイッターなどでは「生産性で命の価値をはかる優生思想に直結する発言」「差別と攻撃をあおるもの」「生まれながらの不公平を背負いながらも懸命に生きている背景がある。不公平をはね返すチカラのない人間には価値がないのか」などの批判が起こり、炎上状態になったとのことですが、私はイスラム研究者なので、ちょっと違う感想を抱きました。

それは、このメンタリストという人の発想、ファンダメンタリスト(原理主義者)

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