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カメラを始めた話~自然のような機械~

文章を書く習慣をつけようと思った。

というのも、いずれ同人誌とか書きたい。でもたぶん急にフルマラソンを走れないように、書くにも体力とかそういう慣れみたいなものが必要なんじゃないかなと思ったので。少なくとも週1でなにか書いていく予定。

そういうわけで最近の一番の変化、カメラを買った話。

カメラは前々から始めたいなーと思ってはいたのだ。友人から「創作やるんなら持ってたほうがいいんじゃない?」みたいな話をもらったり、カメラあったらもっとふらっと出かけられるのかなーとか思ったり、カメラあったら昼のデートとか(相手がいないけど)ふらり誘いやすいのかなーとか思ったり。将来子供できたときに子供の写真くらいはちゃんと撮って上げたいし。基本本番に向けてしっかり先行投資して予習したい人間なので。ただ、買うならしっかりしたものが欲しかったしでも学生の間はまとまったお金がないしで延期して今年に至る。

今年、ふらりSNSをきっかけに入ったコミュニティでフィルムカメラの写真を見せてもらう機会があった。その時みせてもらった写真の雰囲気がすきでこんな写真が撮りたいなぁって直感的に思ったのが最初だと思う。そのまま教えてもらったお店に直行して買ったのが見出し写真のカメラ、Pentax ME。1976年製の自分の倍生きてるおじいちゃん。

お店のお兄さんのセールストークがうまくて(そりゃそうだ)、予算大幅オーバーだったけどこれがいいなーってなって購入。デザインのレトロ感とか使い勝手の感じとかで色々相談に乗ってもらった、ありがとうございます。いずれベルトを革のにしてもうちょっとオシャにしたい。

いざ撮ってみると、ズームができないとかピントがうまくあわないとか暗いと取れないとかブレるとかすぐ写真みれないとか不都合はいっぱいあったけど逆にそれが愛おしくて楽しい。フィルムを巻くのが楽しい。あと色味を写真屋さんに委ねるのもなんか自分でままならない感じがよくて楽しい。

科学があらゆることを解決するこの世界、特にプログラミングを生業にしているとやろうと思えば何でも人間が操作できてしまうのかなーとか思ってしまうところがあったりなかったりする。その中で「まるで自然のような機械」っていう逆説なままならない楽しさがフィルムカメラにはあるような気がする。

ファインダーを覗いてシャッタースピードをみてえいやっと祈りながらシャッターを切る、なんか不思議な感じ。

構図とかの勉強をして技術力をあげると同時に、見た世界がうまくフィルムに焼かれますようにと祈る神通力もあげていきたいなと思う今週の1本なのでした。

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