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システムヘルメットを買ってきました

スーパーカブ50で通勤するようになって約1ヶ月半、どうしたもんかなあと悩んでいることがありました。アホみたいな話のようで案外深刻な問題です。「長い信号待ちの間にドリンク飲みたい問題」です。

フルフェイスだと飲めないんですよね。無理やりアゴ部分を引き上げればギリギリ飲めますが、顔をグワっと上へ上げて飲む格好になるのでペットボトルの中身が少なくなると口に入ってきません。だったらジェットタイプとか、顔を露出できるヘルメットにすればいいのですが、アゴが守られてる感って私にとってはけっこう大事なんです。

その問題を解決する、システムヘルメットとやらの存在は知っており、ネットで色々調べてみました。フルフェイスとしてもかぶれるし、アゴ部分からグワっと開くことができるのでジェット風にも使えるという代物らしいです。

それなりに高いようなので、まずは現物を見てサイズやかぶり心地を確認したいと思い、ライコランド埼玉店に行ってきましたよ。

バイク用品店は、2りんかんには行ったことがあったのですが、そこまでの品揃えはありませんでした。とにかく多くの品揃えの中から選びたいと思って大規模店として有名なライコランド埼玉店に行った次第です。

日曜日ですから、お店にはたくさんのライダーが集まっており、ちょっと気後れするくらいでしたが、駐輪スペースはたっぷりですし交通誘導オッサンもいるのでスムースに駐輪して入店できました。さすがの大規模店、ヘルメットはもちろん、ウェアやブーツ関係、パーツなどバイク関連商品全てにおいてものすごい品揃えです。

ヘルメットコーナーを少し見た後、店員さんに声をかけて相談に乗ってもらいました。頭が大きいのでサイズのことを気にしている旨伝えたら、メジャーで測ってくれておすすめのサイズのシステムヘルメットを勧めてくれました。

とても感じの良い店員さんで、ものすごく言葉を選んで言ってくれたことを砕いて言うと「あなたは頭がデカイんじゃなくて顔がデカイんだ」ということでした(笑)。どうりで言いにくそうだったわけです。フルフェイスの場合、頭が入っても顔がデカイとキツくなりますからね、納得。

そんなこんなで、軽量化された新型としておすすめしてくれたシステムヘルメットを3万円ほどで購入することができました。正直、こんな高級品じゃなくても、3万かぁ・・・とか思っていたんですが、店員さんがあまりに親切丁寧におすすめしてくださるし、今さらもっと安いのくれとは言えない感じに(笑)。まあ、安物だと万一の時に死ぬ確率が高まると思えば。

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信号待ちでドリンク飲みたいだけのことで、こんな分不相応なヘルメットを買って良いのだろうかと思いつつ、安全面の信頼性と、親切な店員さんの仕事っぷりを意気に感じて思い切って買っちゃいました。

ちなみに、店内に飾られていたヘルメットを見るとSHOEIとかARAIみたいな一流ブランド品は今回買ったKABUTOのものの倍くらいの値段なんですね。そう思うと、激安に思えてきました(?)。

さて、ドリンク飲みたい問題を解決するアゴガバ機能ですが、ストッパーを持ち上げるだけで片手でも簡単に開くことができました。上げた後の保持もカチっと止まるようになっているのでとても安定しています。ちなみにこの色だと、科学特捜隊とかウルトラ警備隊感がかもし出されて良いです。

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奮発して良かったと思うのは、数千円の激安ヘルメットと違って、全ての面において使いやすく工夫されていますし、作りが丁寧でしっかりしています。たとえば風取り入れ口を開閉するカチャっという感触ひとつとっても、今までかぶっていた超安物ヘルメットとは随分違います。

アゴ紐はラチェットバックルという機構を採用していて、着脱、長さ調整がとても楽です。「鼻息ムッフ~曇り止めガード」は大きさも角度もよく考えられており、視界を全くさえぎらずに曇りをおさえてくれます。

もうひとつ大きな機能としては、インナーサンシェード付きということです。普通の透明シールドの内側にもう1枚、サングラス代わりのシールドがついており、左耳あたりのレバーで簡単に開閉できるようになっています。

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写真ではアゴを開いた状態ですが、もちろん下げた状態でもサンシェードは出ます。買いに行った帰りに早速かぶって20キロほど走ってみたんですが、手袋をしたままでも簡単に開閉できますし、見え方も良好です。ドリンク飲みたい問題と同時に「たまにまぶしい問題」も解決できました。

余談ですが、カブで白を基調としたこのヘルメット、そこにサンシェードを出すと若干のポリス感が出ます。ポリス感と言えば、夜に反射ベルトを着てカブに乗っていると、どうもポリス誤認されている感じがすることがあります。どうでもいいですけど。

というわけで、ライコランド埼玉はすごいぞという話と、システムヘルメットは高いけど高いだけのことはあるぞという話でした。

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