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ザ・ヘルプフル・ソウル - ソウルの追求

音楽や音楽史について詳しいわけでもないんで、ディスクレビューとか解説とかじゃなくて、単なるまつわる話です。

ザ・ヘルプフル・ソウル - ソウルの追求
収録曲
A-1. Blues For My Baby
A-2. Fire
A-3. Peace For Fools
A-4. You Got Me Floatin’
B-1. Spoomful
B-2. Kansas City
B-3. Crossrads
B-4. Little Wing
B-5. Aladin’s Theme

これを買ったのはほんの数年前で、YouTubeで「手塚治虫の千夜一夜物語」のコマーシャル映像を見たのがきっかけです。ビビっと来るもんがあります。そしてビビっと来てすぐCDをポチれるというのがインターネットの偉いところ。

ちなみに、これを書いてる2023年7月時点では、アマプラ特典で見れます。

さて、ヘルプフル・ソウル。ポップで口当たりのいい音楽に癒されることも多くなったお年頃の私にとって、久々に心の奥に手を突っ込まれたような感覚。

調べてみると、60年代に流行ってたロックをオールド・ロックと定義して、それに対してヤードバーズやらクリーム、ヴァニラ・ファッジとか「ニュー・ロック」と呼称されていたバンドがあって、それに追随した日本製ニュー・ロック・バンドのひとつなんだと。なるほどね。

ジョー山中のフラワー・トラベリン・バンドも多分そのニュー・ロックのひとつでしょうが、ヘルプフル・ソウルよりも洗練されてる感じがします。でも、洗練さの代わりにエッセンシャル感がすごいのがヘルプフル・ソウルだと感じました。

それにしてもこの声、どうも聴きおぼえがあると思ったらルパン三世でお馴染みの、お馴染みなんだけど謎の歌手のチャーリー・コーセイその人こそがヘルプフル・ソウルのベーシスト兼ヴォーカリストだったんです。アニメーションに縁がある人のようです。

緑ジャケットの最初のルパン三世でなんかヘンな曲を歌ってた人ですが、そのヘンな曲が、色々音楽を聴くようになってから改めて聴くととてもカッチョいいっていうね。

それにしても、私が生まれるよりも前に出たレコードについて、昔だったら調べるだけで一苦労。実際、昔はテレビやラジオで聴いた曲を気に入ったとしても、曲名やアーティスト名がわからずに結局レコードやCDを入手できなかったなんてこともありましたから、インターネットはえらい。

インターネットはえらいけど、誹謗中傷と犯罪の温床になりつつあるSNSはえらくない。滅びてもいいです。って、このnoteだってSNSか。こりゃ失礼。

以上が、私のヘルプフル・ソウルにまつわる話の全てです。

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