大晦日、カブにまたがり北多摩西部目指してズンドコ走る
年末年始休みと言っても別にやることもないなんて言ってたら既に2日経過してしまったので、何かしようととりあえずスーパーカブ50にまたがってみました。
別に行きたいところもありませんが、なんとなくバイクナビに北多摩西部の東大和市をセットしました。別に何があるってこともなく、全く何もないところなんですが、25年くらい前に初めて一人暮らしをした町ということで、私にとってはちょっとだけ関わりのあった場所です。
1年半くらい住んだのかな。行ったら行ったで、何か思い出がよみがえってくるかもしれません。ただ、noteのテキストとしては読む人が置いてけぼりになる可能性大。別にいいか。
8時出発。ウチは川越よりさらに北にあるので、国道407をズンドコ南下するのが最短ルートで、ナビもそう言ってますが、407の鶴ヶ島近辺は1年365日アホみたいに混んでいて走っていて全く楽しくないので、圏央道に沿って進むことにしました。これがなかなか快適で楽しく走れます。
それはいいんですが寒いですねえ。日が照ってきてもぜんぜん気温が上がりません。昨日はちょっと買い物に出た時はTシャツ、ネルシャツ、防風ジャージの3枚でじゅうぶんなくらい暖かかったのに。
ヘルメットのスピーカーから南沙織を流し続けてズンドコ進みます。途中から407を経由して299号へ入ってズンドコ走ってたら真正面に富士山の上半身。天気も良くて空気が澄んでおり、なかなか美しい上に長い直線だったのでじゅうぶん鑑賞することができました。
なんだかんだで、気がついたら西武ライオンズの本拠地のメットライフドームの真横を通過、すぐ先には狭山湖と多摩湖が向かえてくれます。多摩湖の方の橋を渡ったらすぐ青梅街道だか新青梅街道だか、東大和に住んでた頃はよく聞いた名前の道路に突入。もうすぐ薄っすい思い出のある土地に着きます。
ほどなく東大和の商店街に突入。パチンコ屋があったところが別のお店になってます。ここにあった店に行くといつもいた「ニューパルサー(スロット台)のリーチ目頼んでもないのに解説オジサン」がうざかったっけ。ぜんぜん出ない店なのにガラガラで快適に遊べるのでよく来てたっけ。ガラガラじゃあそりゃツブれてなくなるか。
少し進むと右手にスーパーのいなげや。ここは当時からいなげや。布団とテレビと洗濯機だけレンタカーに積み込んで引っ越してきた初日、クルマを返しに行った後にこのスーパーに買い物に来たっけ。思い出した、ここで買った片手鍋、今でも使ってるぞ。そうかあの鍋はもう25年か。
そして自分の住んでいたアパートの近くまで到達。しかしちょっと奥まったところにあるので、そこまで入っていくと不審者丸出しなので遠くから建物を確認するにとどめました。当時のままなのか、建て替えられたのかはわかりませんが、その場所にとりあえずアパートはまだありました。恐ろしく狭くて、ロフトを荷物置き場にしてたっけ。
アパートを後にして、当時の会社への通勤ルートを通ってみます。そう言えば、25年前はスクーターは持ってこなくて自転車で通勤してたっけ。自転車だとけっこう遠かったけど、カブだとあっという間でした。
とりあえず、ちょっとだけ思い出がこぼれてきたけど別に大したこともなく、今日の目的は淡々と達成。後は帰るだけなんですが、高校の頃暮らしていた埼玉の和光とか朝霞のエリアを通って帰ろうとそのルートで進んでみたものの、寒いしトイレに行きたいので小平あたりで牛丼のすき家に立ち寄って食事。食い終わったら面倒くさくなってそこから直行で帰宅しました。
だいたい70キロほど走りました。距離的には物足りませんが、なんせ寒くて後半は早く帰りたいだけでした(笑)。東大和市に行った結果、今も使っている片手鍋を買った店とその時のことを思い出しただけという1日になりました。まあそれはそれでいいか。