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水性塗装を試してみる

家具や木工製品に塗装をするという事は、かなりの技術を要する。そして、その方法は、水性、油性、アルコール系他、一度から重ね塗りと、多種多様である。

最近では、塗装者の健康を考慮したりや、無害などのメリットを謳った塗装方法が主流になってきている。

私は、今まで昔ながらの、砥の粉+オイルステイン+シェラック+サンディングのガン吹き+ラッカーのガン吹きという塗装をやってきたのだが、これが、結構キツくなってきた。

しかしながら、この昔ながらの塗装による仕上がりは、オイル仕上げなど簡単な塗装にはない、独特の雰囲気が出る事が魅力であることも否めない。

そこで、最近は、少しずつ優しい塗装方法を試しながら、変わらない仕上がりになる塗装を試してみようと思っている。

今回の、12Vの低電圧アンプ+スピーカーセットでは、水性のステインで着色して、溶媒がアルコールのシェラック塗装で仕上げてみようと考えている。

シェラック塗装は、色艶が出てくるまで、何回も繰り返し塗装をするという手間のかかるものである。

シェラックは、バイオリンや、ギターなどにも使われており、音の響きという点でも相性が良いはずなので、私は積極的に使用している。

さてさて、これからの塗装の結果、どんな色合いになるのか、楽しみである。