33.3回転に挑戦
レコードプレーヤーの音が鳴った事に気をよくして、さて次はどうしてやろうかと、頭の中で試行錯誤している。
ただ、音がなれば良いと言う物ではなく、品質が大切。そこで、次にチャレンジしている事が、いかに33.3回転をキープするかと言う事。
なんとか、PWM制御で33.3回転の近辺の速度で回す事はできたが、レコードを回していると、やはり安定した回転を維持できず、時より音がうねって聞こえる事があり、回転にムラが有るようである。
そこで、真空管アンプを作るときの本などをもう一度読み返してみると、電源のレギュレーションとか、リップルを取り除くために、抵抗、コンデンサーで工夫する様なので、ここにも同じ様な考え方で、手持ちの抵抗、コンデンサーをPWM制御基盤の前後に入れてみた。
色々な値を試している所、今のところ、上記の写真の様な構成にすると、安定性が増すと言うか、回転のうねりのスピードが緩くなって、ボリュームでのコントロールがしやすくなった。
レコードを片面、30分聴いていても、それほど違和感なく聴く事ができる様になった。
明らかに回転数の安定に対して改善が見られた。
しかしながらこれで良しとするには、まだ納得できない。
やはり、これにプラスして実際の回転数をセンサーで計り、フィードバックして、PWM制御の微調整をする事を考えてみようと思う。
ネットで調べていると、Arduinoにプログラミングをすると、PWM制御ができて、DCモーターを回す事ができるらしい。
センサーで計った回転数をArduinoへフィードバックして、33.3回転よりも早ければ、Arduinoのパラメータを遅くする値に微調整し、遅ければ、早くする方へ微調整する様なプログラムを組む事はできないだろうか?と考えている。
いずれにしても、素人の考えなので、ダメ元で試してみる事にしよう。
それには、まずArduinoやC言語あたりをゼロから学ばないといけない様なので、先は長そうだけど、まぁ、焦らずぼちぼちとやってみよう。
P.S.
しばらくして、いろいろ試した結果、写真の抵抗、コンデンサーは、あまり意味がなさそうだとわかり、元の様に、PWM制御基盤を直結して、今は使っている。それよりも、ドライブしている凧糸の張りを調整(少し張りを弱く)してみると、意外にも音のうねりがなくなり、普通に聴こえる様になった。
ストロボスコープを見ていると、多少の動きはあるが、下手にいちいちボリューム調整するより、ある程度合わせて、それで聴いている分には、音の違和感なく普通に聴ける。絶対音感なんて持ち合わせていないダメ耳な者なので、、、