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太陽の温かさを感じるこの頃

朝起きると外気温はマイナスを記録するようになったこの頃。
下着にはウールのタイツとシャツを着て毛糸の帽子、手袋をして散歩に出かける。散歩の半ばから後半に向かって東の空を眺めるようなところのルートに入ると、朝7時過ぎではまだ山から登って間もなく、太陽の直射日光がとてもまぶしく感じられる。

不思議なもので、太陽に向かっている体の表面は、ぽかぽかと暖かく、というよりも熱く感じられて、ジャケットのチャックを開けて冷気を取り入れたいほどだ。反対側の背中は相変わらず冷えている。

最近、この直射面と日陰面の温度差が特に大きいように感じられている。

ふと頭によぎった言葉が、温暖化。

きっと気のせいだろうとは思うのだが、昔と比べて、太陽の威力が大きくなっている様に感じられる。

こんな真冬で外気温はマイナスでも、太陽に向かっている面は、やけにポッカポッカである。

太陽の有り難さを直接感じる瞬間ではあるけれど、もしかして、大気中のが二酸化炭素が多くなり、熱伝導率が大きくなっているなんて言うこともあるのだろうか?

太陽は万人に降り注いでいるのだからもっと有効利用しても良い様に思う。

全ての一軒家の屋根に太陽光発電が取り付き、自家発電だけで一日の電力の殆どが賄われる様になれば、電力会社から電気を購入する量は格段に少なくなり化石発電が減少するだろう。

是非、太陽光パネルの技術がもっと発達して、環境に優しい材料で、安価に使える様になって欲しい。そして、昼間に発電した電力を蓄電する技術ももっと手軽に導入できる様になって欲しい。

そうすれば、一軒家の自家発電、自家消費だけでエネルギーを賄うことができる様になるのではないか?

今、日本各地に空き家がたくさんあると言う。それらの空き家を改装、立て直してそんなソーラーハウスの一軒家ブームが起きれば、色々な問題は解決する様に思う。

12月の師走になっても、ポカポカ陽気をいい事に、窓越しに太陽の恩恵を受けヌクヌクしながら、昼間に蓄えられる電力で真空管アンプでいい音楽を聴きながら、そんなことを考えている。