移住までのステップは、どうすればいいのか?
ここでは私が、実際に尾道に移住するまでのステップをまとめました。
順序としては情報収集ののち、気になる地域を旅やワーケーションを通して短期・中期滞在した後、試験的に長期滞在してみるといった流れです。
具合が良ければそのまま定住してもいいし、悪ければ他の移住先候補地に住んでみればいい。色々見てみてやっぱり前に住んでいたところに戻るというのも選択肢の1つです。
正解はないですし、移住を真剣に考え行動できるのも、きっと今だけ。できる範囲で自由にやってみるのがいいと思います!
STEP1:オンラインセミナーや相談会、ネットで情報収集
最初のステップは情報を集めることです!
空いた時間・通勤時間の合間に、YouTubeで気になる地域の動画を見たり、移住関係メディアや移住者ブログを見たりするのをオススメします。まずは気負わず軽い感じで、色々と見てみてください。
そして気になる地域が出てきたら、自治体のHPを覗いてみたり、オンラインセミナーや移住窓口に相談するのがオススメです。場合によっては移住体験ツアーを行っていたり、補助金が活用できたりするので、有効活用してみて下さい。
↓私が利用したワーケーション体験ツアーを書いた記事です。
STEP2:移住理由と優先順位の明確化にして、候補地を探す
私の場合は移住理由がはっきり決まっていたので、移住先の地域もある程度絞れていました。なので移住する理由・移住先に求めることを明確にする→当てはまる地域の情報を集める→移住の下見旅→期間限定の移住というステップでした。
しかしとりあえず移住はしたいけど、どこにすればいいのかわからないという方は、ひとまず多くの情報に触れてみて下さい。
ある程度情報をインプットし続けると「自分が好んで見ている地域や特色」の傾向がみえてきます。それは自分が重要視している事柄なので、紙に書き出しアウトプットしてみましょう。
そしてリストアップした項目に優先順位をつけてみると「移住先に求めていること」が明確になってきます。またこのタイミングで移住する理由を、深くまで考えて下さい。
情報の雨に打たれる→自分の興味がある土地や要素が絞れてくる→優先順位や移住理由を明確化して、当てはまる地域を探すというステップですね。
ここまでの過程は「移住の下準備①・②」で詳しく解説しているので、興味のある方は読んで見てください。
STEP3:旅行・ワーケーションで、短期〜中期滞在してみる
情報を集めて行きたい候補地ができたら、次のステップは実際に現地へ行ってみることです。数日の小旅行やワーケーション、時間がある人やテレワークできる人は数週間から数ヶ月ぐらい現地に住んでみるのもいいですね。
私は自営業であり、かつコロナの影響で仕事をストップしていたので、数ヶ月かけて気になる地域を旅をしながら回りました。
この過程は「移住旅実行編」でも解説しているので、興味のある方は読んで見てください。
STEP4:候補地へ、期限付き長期滞在
いま尾道に住んでいる私は、この段階です。試験的な移住なので、住民票は移していません。これは定住の決意が固まったり、就職してからすればいいと考えています。実際に移り住んで半年たった今でも、さほど困ることはないです。
長期間住んでみることで今まで気がつかなかった、地域の事柄や人間関係・仕事の具合も分かってきます。最終的にはそれをすり合わせられるかどうかですが、その最終確認みたいな感じですね。
ちなみに私が住んでいるはシェアハウスで、働き場所もシェアオフィスを利用しています。双方とも同じ移住組が多いので、人間関係を構築しやすく、またコミニティや人脈もここから広げていくことができました。金銭的にも安く済み、また入居・退去もしやすいので、一石二鳥ですよ!
STEP5:そして定住へ
実は私はまだ、尾道に定住するかは決めかねています。
それは去年回れなかった九州・沖縄を回りたいという思いがあり、どうせなら行きたいところは全て行ってから決めたいと考えているからです。もしかしたら尾道よりも持病に合う環境があり、かつ魅かれる土地があるかもしれないな、という期待があります。
コロナ次第ではありますが、ひょっとしたらまた第2回目の移住旅を行うかもしれません。
短くて向こう数年、もしかしたら今後永住するかもしれない。今後の人生の岐路になる、大きな決断です。なので移住前は楽観的に考えて構想・行動し、実際に住むかどうかは慎重に考えるぐらいがちょうど良いかなと、考えています。
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