地方移住して感じた、デメリットな点
ここでは初めて地方に住んでみて感じた、都市部とはここが違うな、やりにくいな、と感じた点を書いていきます。
噂に関する話
人の噂はどこでもあるというのは大前提なのですが、地方の場合は人もコミニティも少ないため、すぐに広まるな〜と実感しています。
特に印象的だったのは居酒屋で飲んでいる際、先輩移住者から「込み入った話や他人の話をする時は、周りの人に注意しなさい」と言われたことです。
隣の席の知らない人でも、話題に出している人と共通の知人かもしれない。もしかしたら「あそこに住んでいる・働いている奴らはこんなことを言っていた」といった感じで、噂が回ることもあるかもしれない。だからそういった話をする時などは、家飲みをするのが最も安全なのだと。
「こんなことを気を付けていけないなんて」と、けっこう衝撃的でした。
しかし確かに情報が回るのは早く、たまに意外なところから「えっどうしてそんなこと知ってるの?」という情報が巡ってきたりもするので、不思議なものです。
人間関係に関する話
地方や田舎では都会に比べて、人間関係が濃くなるので、気を使うことも多いと感じています。
例えば苦手な人・嫌いな人がいても、同じ生活圏に住んでいるので避けられません。うまく距離感を保つ必要があるでしょう。
人間関係に関しては、学生時代のクラス・部活動のように期限がくれば離れ離れになる、ということはありません。場合によっては数十年間、同じ地域にいるので、上手に立ち回っていく必要があります。
特に持ち家を持つと大変です。若い移住者の人たちを可愛がる人・毛嫌いする人それぞれです。孫のように可愛がってくれる人でも、毎日のように世間話に付き合わされたり、イベントの参加を頻繁に呼びかけられます。
ご近所付き合いもあるのでないがしろにはできませんが、あまりに頻繁過ぎると大変です・・・地方では自分や家族以外に「地域・コミニティに使う時間」が多くなるので、意外に忙しいという話もよく聞きますね。私のような都会からやってきた人間には、感覚のギャップがあると思います。
なお余談ですが、地域の人も配達員さんも呼び鈴も鳴らさず、普通に玄関に入ってこられた時にはカルチャーショックでした笑
お店に関する話
都会で生活していた時は自炊しなくても、どこかの飲食・弁当系チェーン店で簡単にご飯を済ませることができましたし、仕事終わりに服や雑貨を買いに行くことができました。
しかし地方ではどこにでもお店があるわけではありません。車などの足があればまだましですが、無い場合は交通機関を使って休みの日にまとめて買いに行きます。
個人的にはジャンクフードなどが無性に食べたい時でも、気軽に食べに行けないのが辛いですね・・・
もちろん飲食店も付近にはあるのですが、お店によっては内輪だけという所も結構あります。慣れない場合は、事前にお店を調べたり、仲間内に連れていってもらったりという、過程を踏む必要があるかもしれません。
内陸の観光地である尾道はまだ良いですが、島々・山間部になると、その傾向が強くなるように感じます。
風土に関する話
その地方の地理・気候によって受ける影響もあるかと思います。例えば広島にきて驚いたことは、わりと黄砂の影響受ける日があったことです。
以前住んでいた東海地方でも黄砂が飛んでくることはありましたが、より中国大陸に近い瀬戸内海はより量・濃度が高いように感じます。
知り合いが黄砂が飛んでくるたび、「大丈夫か?」というぐらいくしゃみと鼻水を出していましたし、私も肌が弱いのでなるべく肌を出さないようにしています。
あとは洗濯物を外に出さないなど、気を使うようになりましたね。九州や日本海側はもっと影響があると思うので、もし引っ越しする機会があれば気をつけようと思います。
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