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2023年初夏 最近の学校のこと

年々、梅雨の時期~夏がつらくなる。。。
のど痛かったり、メンタルの調子を崩しかけたり、ヘロヘロになりながら学校へ行っていました・・・。

来日して1年たつ学生、
「つゆ」という言葉を覚えていてくれた。

大雨の中、必死に登校してきた学生たち😂えらい!私なら自主休校してると思う。。
ネパールの学生が「雨が降ります。川から魚も来ます。大きい魚を先生にあげます(笑)」と言ってくれた。
明るいなぁ。ネパール人の国柄なのかな。自然のあるがままを受け入れてる感じ。

▼大ピンチ
教壇に立って1年。様々なピンチがあった。
今日のピンチは「USBのリスニング(聴解=ちょうかい)の音が飛ぶ」。
解決方法は、「CD現物の所在を把握しておくこと」です!
くれぐれも私のように「教師が全部のスクリプトを読む」を選んではいけません。。

めっちゃ疲れるうえに、学生の練習になりません!
(やっぱりプロが詠まないとね…)。

超初級の話し方ばかりしていたら、普通レベルの学生と話せなくなる…という恐怖が現実味を帯びてきました。。。
※どこまで簡単な話し方にすればいいのか混乱してくる。

▼教材はできる限り校内で共有してほしい
重要項目は前に担当した先生方のプリントとPPT、共有して改良していったらいいのに…わざわざ各自で一から作る必要がどこにあるんでしょう。。
今度の契約更改で言う!

▼賃金水準
某運送会社で夜勤バイトする留学生の月収(※法定時間内)が、私の日本語業界でないバイト代を引いた月収(日本語学校 週12コマ+オンライン授業週6コマ)より高額で、いろいろ衝撃でした。

賃金のことを考えると本当に暗い未来しか描けない。
ただ、ストレスは確実に減った。


▼「ながら」が伝わらん!!
コーヒーを飲み ながら 新聞を読む。
働き ながら 大学で勉強する。
学生作文 「うちへ帰りながら料理を作る」
クラス中が騒然となる。「帰って、帰ったあと」と混同してるのかな。。母語にも「ながら」の概念あるはずなのだが。。

♪ 留学生が好きなもの~ 見学のかわいい女性の先生~ みんな新規が好きなのさ。 古い先生はちょっとジェラシー(笑)

▼イード・アル=アドハー
イスラム教は三大宗教だけあって、様々な国の学生がイスラム教を信仰している。私が知らないだけだったのだが、バングラデシュ、ウズベキスタン、インドネシアの学生にもムスリムは多い(信仰度合いは人によって異なる)。
今年の6月29日に犠牲祭(イード・アル=アドハー)というお祭りがあった(日にちで決まっておらず、暦も違うので、年によってずれていきます)。このお祭りの名前も国によって、微妙に言い方が違うらしい! 
バングラでは「イード・アル=アジャ」。(と聞こえる)
バングラの学生に聞いたら、モスクへ行ってお祈りをして、一緒にモスクに来ている人たちとおいしいご飯を食べたそうだ。異国でともに同じ宗教を信じている人同士なら安心だろうと思った。
宗教で結びつくコミュニティがある・・・それは世界から見たら当然なのかもしれないけど、独自の慣習化した仏教が一定程度浸透している日本で、核家族・都市生活に慣れてしまった私には、新鮮だった。

日本はほとんど新暦を使って生活しているけど(旧暦を思い出すのはお盆や節句の時くらいか)、世界から見たら(もちろん新暦と併用しながら)自分たちの暦を守っている国もあるんだなあと思った。

なにせ今年が2023年じゃない国もあるのだ。

世界は広い。



これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m