無職からの卒業(2020.1.17)

ついに。というほどのことではありませんが、
来週月曜からアルバイトを始めることになりました。
事務のお仕事です。

私を信じて雇用してくださる雇用主、
お仕事を紹介してくれた方、
本当にありがとうございます。

アルバイトは半年の有期雇用にしました。

実は、「無職」は(一時的に)卒業しただけであり
「自分深堀り」を卒業するわけではない、という気持ちなんです。
まだまだ足りない。
私としてはアルバイトはしているけど、心は「無職」です。まだ理想の働き方に巡り合っていないから。(当たり前ですが、アルバイトであろうが仕事は仕事ですので、責任感をもって取り組みます。)

有期のアルバイトにしたのは、
深堀るための時間的・精神的余裕を確保しておくためです。
あと、自分で期限を区切らないと、ずるずる「自分探し」を続けそうだったので。

自分探しの方法はインド放浪だけじゃない!と信じて(笑)
日本の東京の片隅で、考え続けます。

私は自主的に無職を選択しました。
これまでのんきに「無職だ~い」と言ってられたのは
「すべて自分で選んだから」こそです。
その点は理解していますし、
そうできる状況であることに感謝しています。
自分と家族が健康であるからこそ、
また日本が少なくとも相対的には「豊か」な国であるからこそ、
こんなことができるわけです。

もちろん全員に無職を推奨している訳でもありません。
ただ「無職状態」を恐れるあまり、全然やりたくない仕事だけど退職に踏み出せない、という人が万が一いたら、「無職は思ってたより怖いもんじゃない」というのはお伝えしたいです。

無職になるのも3~4回目ともなると
無職期間を楽しく過ごすコツもつかめてきます(笑)

それより、この職業選択の自由が認められている日本で、
せっかくお仕事についているのに、
「こんな給料でやってられん」
「こんな会社いやだ」
「こんな仕事好きじゃない」
と思いながらイヤイヤ働いてる方が(そんな人が、もしいらっしゃったら、ですが)よほどもったないんじゃないかと思います。

そんな状態で1日数時間×300日とか過ごしてたら、
その時間がものすごい損です。

抜け出したくても抜け出せない事情もあるのかもしれません。それでも、私は「もったいない」と思います。もっと「自分の幸せ感」に貪欲になってもいいと思います。「誰か(例えば家族)のために」辞められない(と思っている)のだとしても、その誰かがそれを聞いたら負担に感じるのではないでしょうか。

イヤな仕事であっても「イヤだが、やると決めている」ならばそれでいいし、そうであれば「イヤイヤ働く」という態度にはならないはずです。自分が納得しているはずなので。

私は、個人的に、人生でもっとも価値のあるものは「時間」と「自分の気持ち」だと思ってます。
(もう少し歳を重ねたり、家族を持ったら変わるかもしれませんが、とりあえず今はこう思っています)

時間はお金を積んでも返ってきません。
気持ちが元気なら人生何とかなります。

それを損なってまで働くくらいなら
一旦、無職になってみて
自分にとっても「幸せ」を考えた方が
よほど自分自身に誠実だと思います。

自分の人生が幸せかどうか、決めるのは自分。

貧乏独身でも幸せと思えるなら幸せだし、例えばお金持ちで美人妻がいても不幸と思っていたら不幸。

ちなみに無職期間中の「世間体」については、
ズバリ、慣れます!!!

慣れてきたら、平日昼間に外出してみてください(笑)
電車はすいてるし、映画館もすいてます。
今まで知らなかった街の顔にも気づきます。ここは、昼間はこういう人たちが多いんだ、こんな雰囲気なんだ、とか。

「無職」であることが世間にバレる可能性はないですし、別にバレても、いいじゃないですか(笑)

もし(昔の知人に遭ったらどうしよう…)ということが不安なら
「今日は有給で」
「フリーランスで」
「今、起業家で社長で」
というとっさの白い嘘を用意しておくのがオススメです。

無職になることじたい、悪いことではない。
法律違反でも倫理違反でもなんでもありません。
無職も 退職も 転職も 
なんら恥ではない。

いい時代になりました!!

これからも私は自分なりの天職(理想の働き方)を見つけるために、
年齢はあまり気にせず、もそもそ行動していく所存です。

もしかしたら、それは青い鳥みたいに、「理想の仕事なんてどこにもない、与えられた仕事を天職と思えるよう自分で工夫するしかない!」という結末になるかもしれないし、「平日はお金のために淡々と働き、休日に自己表現できればいい」と思うのかもしれない。今は、自分がとりたい方針が分からないのです。

人生は実験。
自分を被験者とした、大いなる実験だ。

私はとことん私自身に興味がある。この実験は、どんな結果になるんだろう?

これを読んでくださっている、貴重な読者の方々。みなさん全員に、それぞれのお考えがあると思います。できるだけこの「実験」を一緒に楽しんでもらえるよう、進捗報告します。「こうはならないようにしよう」という反面教師としても使ってください!!! 本望です(笑)

これからもよろしくお願いいたします。

これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m