見出し画像

すいません、聞こえちゃいました。(2020.11.26)

どのくらいの人が共感してくださるのかわからないんですが、
私は電車やお店で、周りの人の会話が「聞こえてしまう」ことが割と多い・・・。

聞こうとしているわけではなく、
耳は閉じられないので、聞こえてきてしまう。
で、それをスルーする(聞かないことにする)ことができない。
カフェとかに入っても、横の席の会話が聞こえてくると、全然くつろげません。一切聞きたくないんですが、一度聞こえるともう無視できないのです。。。

ただ、一般の人が生活の中でしている会話って
オチのない話とか、ただのグチとか(笑) 「つまらない話」が多いんですよねーーー(笑) もちろん私だって、誰かと電車に乗ってる時はきっとオチのない話をしています。まさか聞いている(かもしれない)周りの人たちに面白がっていただこうと、エピソードトークしたりはしない…。

バーテンダーとか、
飲食店のカウンターの中にいる人
すごいな。。。

客の会話が全部聞こえてきて、
脳内でつっこんでたり
批判してたら倒れてしまいそうだけど(笑)
馴れるのでしょうか。

関西では常に「誰かに聞こえている」ことを前提にしゃべるから
電車内の会話が全員面白い、という都市伝説を聞いたことがありますが、
それが本当だったら夢のようですね!

ここからは

電車で お店で 公共の空間で あるある!隣の人の会話集!!!


▼女性同士

ハッキリ言いましょう。女性同士の電車内や道ばたでの会話、8割がグチです!(※当社比) あとの2割は「義理としての褒め合い(社交辞令で褒め合うこと)」です(※当社調べ)。
女性にとって会話は「連帯感」を強めるためのもの。
会話はけして「問題解決」のためではなく、「共感し合う」ためのものです。あと「情報交換」。
その中でも「グチ」は最高に連帯感を強めるための「おつまみ」です!(※個人の意見です)

とにかく女性というのは、「悪いところを見つけるのがうまい」。
・職場
・家庭
・親族(義理の家族等)
・その場にいない共通の友人、同僚
ありとあらゆるコミュニティで「悪いところ(人)」を見つけ、それを話し合う。
でもカイゼン案は特に出さない!!!
なぜなら「グチに同意しあうことで、結束を高める、確かめる」ことが目的だから。
それが証拠に「(そうよ)ねー!」「(ほんとよ)ねー!」が頻繁に出てくるから(笑)
つまみがなくなったら酒が飲めないですから。特にどうにかしようとはいたしません。

私? グチ最高でしょ!!!(おい)

「これは悪口じゃないんだけどねー」「そうそう、悪い人じゃないっていうのはわかってるんだけどねー」が合言葉です。それが悪口だよ・・・。ま、こうやって30分もしゃべっていればストレスがぱーっと発散されていき、すっかり忘れて笑顔でがんばれるというものです(※個人の意見)。

※もちろん女性が常に「グチ」ばかり言っているわけではありません!! 仕事中や、きちんと話し合いたい時には、論理的に話をします。こういうグチを外で一切言わない女性もたくさんいます。あくまで気を抜いた時、誰も聞いていないという前提で話している時はこうなっちゃいがちだよね~という・・・自戒を込めて・・・。


▼女子学生同士

女性同士に同じ。話題の人物に、「その場にいない部活のメンバー」が加わる。


▼男子学生同士

高校生までの2人組は寡黙にそれぞれスマホに見入っているパターンが多い。が、大学生になると、突然しゃべりだす。あと複数人になるとしゃべりだす。

男子の話は内輪ネタが多くて部外者には本当にオチのない話に聞こえる(女性の悪口は一つの会話になっており、他者が聞いてもなんとなく理解できることが多い。理解したくないけど)。あと、だいたい滑舌が悪い(なんでだろ)。


▼付き合い始めのカップル(夫婦)

女性がニコニコ話し、男性はうなづいている。

最近、私はこれを見ても水のような気持ちでいられる術を身に着けた。
明鏡止水。泰然自若。
なぜならほとんどのカップルの末路は次項目のようだと知ったから。

(3年後)


▼時が経過したカップル(夫婦)

女性が男性を叱っていて、男性は黙っている。
「そんなんじゃダメでしょ」
「なにも考えてないじゃん」
「信じられない」
「もう無理!」
電車内・道端構わず、公衆の面前でひたすら罵倒。
これ、本当によくある・・・。

ベタベタ・甘甘カップルを見るたびにこのことを思い出すと凪の境地になれる。いつかこうなるんだろうな、この人たちも。これで「すーん」と心が落ち着きます(笑)
女性は「悪いところを見つける」プロ。ゆめ忘るるなかれ。


▼老夫婦

会話はない。
時々ご主人が夫人に命令口調で何か言う。
夫人は心得たもので反論はしない。
夫人は知っている。
きっと自分の方が夫より長生きするということを・・・。


▼お母さんと乳児

ベビーカーに向かって一生懸命話しかけをするお母さん。
赤ちゃんはたいがい無表情(子どものいない私にはそう見える)だが、そうやって言葉を吸収、学習しているのだろう。お母さんはがんばっています。

あとたまに乳児が「えへっ☆」と笑う。この笑いは、乳児のある時期までは「反射」で、別に「楽しい」とか「媚びている」とかではなく、彼らには何の意図もないらしい(家庭科で習いました)。

でも、そうだとわかっていても

か、かかかかかわいい・・・!!!!

子どもが好きでない私でも、うっかり、そう思う時がある・・・。

乳児は魔性。


▼お母さんと幼児

子どもが育って意思(自我)を持ちました。もう乳児とは違います。この時期のお母さんはだいたいテンパってて幼児を叱っている。お母さんはへとへとになるまでがんばっているのです。幼児ってほんと全然言うこと聞かないですよね。私もそうだったけど。
10年経ったら笑い話ですよ~。 


▼教育ママと幼児

電車内。タブレット端末で、字を練習したり、計算問題を解いたり、日本地図を見たり、読み聞かせをしている、勉強に余念のない母子。
日本の未来は任せたぜ! 


▼お父さんと幼児

お父さんは、幼児がすっとんきょうな質問をしても、全部、真面目に打ち返す。お父さんは、お母さんに比べて、回答が「論理的」というか、几帳面なのだ。
お母さんは、適当(…じゃなかった)夢のある回答をすることもあるが、お父さんは教科書とか辞書みたいな回答をしようとし、子どもには難しすぎて理解されず、その回答が終わる頃子どもの興味関心は他へ移っている。

せつない。

なんか日本語初級者に一生懸命、語の意味を言葉で教えようとして、どんどん難しい日本語を使ってしまい、ドツボにはまっていくパターンにちょっと似ている。ような気がする。

お父さんはただまっすぐ子どもと向き合いたいだけなのです。

20年経ったら酒が一緒に飲めますよ!


▼中年男性1名と若い女性複数名 in 美術館

(中年男性と中年女性の夫婦の場合もあり)
中年男性の知識ひけらかしマウントを、女性が上手にいなす。
・・・ほんとお金もらっていいと思う。
たまたまそばにいた私も、お金がほしい。
なんで男性って自分が知っている知識を全てしゃべるの。
少なくとも私はお前のどシロウト解説を聞きにきたのではない。 
美術館ではマウントせず、黙って美に頭を垂れましょう。

女性もそんな男のマウントに負けないくらい知識を持って美術館に行きましょう。「へー、すごーい」は禁止。

「あ、この絵! 一旦は神学の勉強をしたけれど、どうしても絵が諦められず、画家になったのってこの画家でしたよね?」

「この画家は体が悪くて、これら風景画のほとんどはハガキを見て描かれた・・・なんて言われていますよね」

「彼女はこんなに美しく描かれていますが、彼女自身はこの画が気に入らず手元に置きたがらなかったそうですよ」

「水浴画が多いですが、恋人が神経症で一日に何度も入浴する人だったんですよね」

はい、それぞれどの画家のことでしょうー? (マウントすな)


▼サラリーメンズ

だいだい仕事と会社の話をしている。
が、意外にもテレビドラマのイメージと違い、そこまで仕事のグチは聞かない。
というかほぼ何の話をしているのかわからない。男子学生と同じで、他の人が聞いても何の会話なのかわからない。
「まあ、そこがあれなんだよね」
「そうですね」
「うちは、ああだからなあ」
「あそこは、そうですもんね」
「じゃ、また」
「はい、失礼します」
ダイクシスが多いわ!!! もう不条理劇である。
もしかしたら情報漏洩を恐れて常にそういう話し方しかしないのかもしれないが。スパイなのか君たちは・・・。

※ダイクシス:話している2人にしかわからないこと。「あれ」「そこ」などの指示代名詞など。

▼イベントに行く途中のオタ

女子も男子もとにかくテンションが高くて早口(笑)
きゃっきゃしちゃうよね。私もよくそうなってる~~(笑)
嘘の褒め合いとか一切なし、本音しか言わなくていい関係。それがオタク友達さ! 


・・・以上、他人の会話集でした。
あの~~~私、盗み聞きしているわけではなく(むしろ全然聞きたくないから基本イヤホンでradiko聴いてます!!)本当にたまたま聞こえてきちゃうだけですから・・・!

また新たな組み合わせに出会ったら報告します(笑)



これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m