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2022.5 タカラヅカの衣装はやっぱりすごい!

六甲アイランドは兵庫の「お台場」的な島だ。
ゆりかもめ、ならぬ、「六甲ライナー」という乗り物が自動で運転されてる。名古屋でいうリニモ的なやつ。でもモノレールではない。

島はホテルと高層マンションが立ち並ぶが、閑散としていて(たまたまかもしれんが人がほとんどいなかった)、不思議な場所である。

その島に「神戸ファッション美術館」はある。

どーん。

どえらい立派な建物。これはもしやバブル時代の何かなのだろうか(邪推) なんであれ「美」への投資と市民への還元は常にうれしい。

入り口。

▼「華麗なる宝塚歌劇衣装の世界」

ものすごい数の・・・衣装! 靴! 帽子(かぶりもの)! 小道具!(剣からシャンシャンまで全部自家製) そして「デザイン画」!!!! 
もろもろあわせて約120点。貴重な、戦前の舞台美術のデザイン画もあり、かなり充実の内容でした。
コシノヒロコ、高田賢三がデザインした衣装とデザイン画もありました!

撮影はできなかったので、私の興奮をチラシの切り抜きでお楽しみください!!! 


※私はタカラヅカをほとんど見たことが無いのですが、とても素敵な舞台芸術だと思っています。もし間違ったことを書いた箇所があったら知識不足でごめんなさい(日記に書いたものなのでご容赦を)。

もうロココ時代のデザイナーにこのドレス見せてあげたい。
スパンコール率が高い。布地や織物を一から作ることもあるそうです。
オスカル様!!!!

衣装担当の方のお言葉(展覧会内のビデオで見られます)→”時代考証として正しいかだけなら「博物館」です。私たちの衣装は、作品世界を表現し、理解を助け、そして俳優を美しく見せてファンに喜んでいただくためのものです” とのこと(意訳)。そう!!! そうですよね!!!! もっと自由でいいんですよ、舞台衣装なんだもの!!

すごく思ったのは、近くで見た時の「色」と、舞台上で見える「色」は違うんだろうということ。強い光があたった時に、一番綺麗に見えるように考えて布地を選んでも縫製もしていると思う。これはすごい・・・めちゃくちゃ大変そう。どう見えるか頭で計算して作らないといけない。

遠くからでもわかるようなデザイン、かつ、遠くからなら見えない細かい飾りにも手を抜かない! 

そして隙あらばスパンコール! 光る石! ちかっと光る、それが華やかさを生む!

そしてドレスの小ささ、細さ!!!! 実際に着用されたものが展示されているのですが、ほそい!!!!!!!!! 腰とか胸とかほっそい!!!! 私の片足の太ももすら入らないくらいの胴回り!!!!!(笑) 
こんなパツパツの服着て(俳優さんに合わせているので俳優さんは大丈夫なのだろうが)7センチヒール履いて、踊れないよ!!!!  

ハアハア・・・。

最後に撮影OKの・・・大階段!

キタ――(゚∀゚)――!!

大階段を再現。できればここに立ちたかった(おい)。
羽根!!!!! トップスターになると重さ10~20kgにもなるらしい。


美しいもの、美しい人、努力努力努力努力。
最高にありがとう(日本語)。

美しいものを見ると心が和みますね。
そしてこんなに丁寧に情熱をこめて作られたものを見て、私も何か作りたくなってきました(笑) 

宝塚歌劇は、世界中のあらゆる時代の物語をタカラヅカ化できる。

タカラヅカは、日本の文化です。

いつか行かせていただきます! 宝塚大劇場へ!

▼神戸ファッション美術館

▼宝塚歌劇団公式HP
https://kageki.hankyu.co.jp/


これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m