川で拾った千円の破損竿を修理してみた #釣りを語ろう
近くの川辺ごみ拾い時に
しばらく放置されていた釣り竿を拾ってみれば、ベキベキに折られたゴミで残念…じつは淡く期待していたけど…(何を期待w
一応検索してみれば、ダイソーの千円釣り竿っぽい。
おそらくフィッシング遊びに来る子供が捨てたものだと思うけど、そのまま捨ててしまうのでは面白くない🤔
どうせなら、古い溜池の耐震工事に巻き込まれるドンコちゃんを釣りで救出する用に使いたい!ってことで補修を試みた。
補修プランは…
折れた断面を整える
↓
芯棒を作り入れて接合する
↓
穂先トップガイドを作り付ける
↓
継ぎ箇所は糸を巻いて補強する
こんなんでイケる???😂
折れ個所は、ダイヤモンドカッターでゲシゲシ部分をキレイに切り落した。
接合箇所に差し込む芯は、最初プラ製の服ハンガーで作っていたが、失敗や材料不足を鑑みて、昨年末に剪定してあった桑の木の枝や、要らない竹箸をボール盤で削り整え、接着剤を付けて差し込んでみた。
トップガイドごと穂先が無かったので、ジャンク品の破損トップガイドを、ジャンク素材の板金加工で作った継ぎ手で接合してみた。
ドンコちゃんを釣る際の負荷に耐えられれば良いので、ジャンク品ではない(補修用の)トップガイドを付けるという選択肢は敢えて外した。
見た目は不細工ながらも一応は使えそうになったので、継ぎ目がペシッ!と割れないよう、釣り用の繊維系ライン素材を巻いて接着剤で留めてみた。
リールは、川で拾った品だったか?どこかの知り合いの処分品だったか?は忘れたけど、こんなこともあろうかと確保していた品を付けてみた。
マイ竿なんて
小学生のころ以来のこと。
当時わけも解らず釣具屋で買っていた渓流竿とは随分違うとはいえ、当時の続き感も少しあるし、当時の渓流竿にはないリールが付いて、マルチに戦えそうなワクワク感が結構ある💪
じつは溜池工事エリアからの救出プロジェクトで使ってきたのは、そこらの細い竹で作った間に合わせの竹竿だったので、改善ギャップが半端ないw
ただ、目的の釣りは、お魚(ドンコちゃん等)の救出プロジェクトの一部であり、一般的な釣りとは随分と違うけど…
そういう釣りも良いでしょ♪
というか、ただでさえ厳しい環境に生きる生きものたちを、重機で埋めたり潰したり干したりするのではなく、少しは助けてあげてほしい。
河川や水路、溜め池などの工事後に「居なくなった()」という呑気な話が多いけど、何処かに逃げたのではなく、その場に居たのが殺されただけ。
月日が流れてから居れば、それは工事エリア外に居たのが新たに入り込んで来ただけ。工事エリア内で生き残ったわけではない。
重機で埋める、潰す、干す。
そういうサイコパスな生き方は、おそらく美しくないし、きっと未来の自分にも帰ってくる。
・ガサガサ
・追い込み網
・釣り
・手で拾う
といった方法でも、驚くほど多くを救出できる。
救出した魚などは、同じ水系の、工事エリア外(安全であろう場所)に放流するのが鉄則ながら、自宅などで一時保護した後、工事後に元の場所に放流するのも、可能であれば全然いい。
そういう風変わりな釣りを、できれば楽しんでほしい。
ぜひお願いします!
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