【電車のフィールドノート】2022-6-10

10:50 駅で電車を待つ。ハンバートハンバートの“おなじ話”を聴きながら辺りを見渡しているけどこれといって気づくことはない。女性のサロペットが多いこと、男女問わず帽子を被っている人が多いことぐらいだ。天気が良いから。私個人としては連日の疲れがあってあまり頭が働かない。昨日は当日欠勤したのにも関わらず。

10:51 発車。向かいに座っているのが中学時代の同級生ということが分かった。それ以外は見たことある顔の人や、そうでない人が乗っている。緑と黄色のワンピースが目立つ。鮮やかな色はやはり目立つ。ということは、それ以外の人はなかなか鮮やかな色は身につけないということになる。全体的に見て、鮮やかな色を身につけている人は1割程度か。

10:53 次の駅に到着。ものすごく大きいドット柄のワンピースを着たふくよかな女性が乗り込んできて、目が持っていかれる。

10:54 発車。先ほどのドット柄の女性のかばんから“おにぎりせんべい”が覗いていて面白い。同級生はまだ乗っている。鮮やかな色の割合は増えない。同じ椅子の端の人が扇子で首元を仰いでいる。

10:55 次の駅に到着。本当に今日は天気が良いので、肩の当たりが空いていたり、レースだったり、透け素材のものだったり、涼しいものを着ている女性が多い。それから、驚いた。急に駅の向かいの工場で大規模な工事が行われている。上から下まで防音シートが貼られ、中の様子は何一つ伺えない。この駅は降りる人も多ければ乗る人も多く、車内のバランスはいい具合に変わらない。同級生は降りていった。

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