【新聞記事】スポーツ賭博の解禁案、経産省が議論へ…八百長や依存症懸念で猛反発は必至
唐突過ぎてびっくりしたのは、私だけではないはずだ。
趣旨としては、放映権料や広告収入の拡大につなげ、スポーツ産業の活性化につなげる狙いがあることである。
また、一部を公立中学校の部活動や地域スポーツの活性化に充てるとう構想もある。
記事には猛反発必死と書かれている。
八百長や依存症などのデメリットを全面に出した反対論調で記事は書かれている。
以前の新聞では、部活動の運営危機をあおり、地域スポーツの発展について懸念していることを書いてあった。
しかし、結局のところ財源が問題になる。
今回の案は、財源確保の風穴を開ける案の一つであると私は考える。
何か得るためには、リスクを取らないといけない。
少なくとも、国が借金をして取り組むことではない。
スポーツ界の未来のための、財源の確保と考えて、規制を強化したうえで解禁をしても良いのではないか。
実際に、G7各国でスポーツ賭博をしていない国は日本だけだ。
各国でも様々問題があるようであるが、結局財源の確保のために行っているのだろう。
記事での反論内容として、
他に財源があるなら、それを主張すればよい。
方法は色々あるはずだという発言は、発言に意味を持たない。
政府は、他に案がないから解禁案を示しているのだ。
実際にスポーツ賭博を合法化した欧米では、八百長が後を絶たないとの指摘もある。
部活動や地域スポーツの発展とスポーツ賭博の危険性を天秤にかけて、国民がどっちを選択するかによるのだろうと思う。