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直線本能から投資を考える

直線本能は、著書「ファクトフルネス」に書かれています。
直線グラフを見ると、今後も直線的に伸びていくと錯覚していまうことです。
例えば、人口増減フラフが右肩上がりになっているのを見ると、今後も人口が増え続けると錯覚してしまいます。
実際は、出生率から分析すると、将来人口増加率は鈍化して、直線状の伸びていかないことが分かっています。

これは、株式投資にも当てはまります。
株価は過去の実績は波線を描きながらも、株価は右肩上がりとなっています。
過去の実績から、15年以上の長期投資をすると、運用がマイナスにならないからと、将来も右肩上がりのように説明されているネット情報をよく見かめます。
さらに、右肩あがりの株式相場に乗っかって、長期投資を続けることが資産形成の王道であると言っている人も多くいます。
右肩上がりの相場を活かして、複利をしっかり効かせるために、再投資型の積立投資をすることが、安全かつ効率のよい方法と言われています。

しかし、今後の株価は右肩上がりであるとなる根拠はどこにもありませんし、下落しても誰も保障してくれません。
もし、株価が下落していくと、投資を続けるほど、資産が減っていくといういリスクがあることを忘れてはいけません。

私も右肩上がりを信じて、長期投資を続けています。
特に資産が少ない時には、複利を効かせて再投資型の投資を行うことが、手っ取り早く資産を増やすことができると信じています。

直線本能の考え方は、再投資型への長期投資に集中投資するとことを考え直さないといいえなのではないかと思うようになりました。



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