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彼氏いらなそう、ってやつ

私は1人行動が多く、買い物はもちろん、ワークショップに参加したり、映画やライブや舞台を観に行ったり、1人で飲みに行くことも出来るようになってしまった。
誰かと行きたい場所、というのがあまりない。旅行くらいかな。

山登りとかキャンプとかのアクティブな趣味はなく、室内でできることが好きなので、1人で完結できることが多い。
人に会うのは好きだから、人と行きたい場所ややりたい事があれば自分から連絡を取るし(誘われることがグッと減ったことや予定が合わないことが増えたことの悲しみは置いといて)、よく出かける。

そんな感じだから、休日が充実して見えるらしく「彼氏いらないと思ってた、楽しそうにしてるから」と言われたことある。

「欲しいよ!まあ1人で楽しんでるけど、別に、彼氏って日常の延長であって欲しいからな〜」って答えたけど、
真意は伝わってないだろうと思う。
ぜ〜んぜん!!!欲しいです!!!くらいの強さで思っている。

ただ私は、パートナーができることを一大イベントにしてはならない。
ドーパミンがドバドバの恋愛は早々に疲弊する。
すぐ、頭がそれでいっぱいになる恋をしちゃっていた。
昔は元気で乗り切れてたけど、今は付き合う前から疲れちゃうと思う。

愛情に問題のある両親だったのもあり、依存体質だったなーと思う。
嫌われるのが怖い、1人になりたくない、誰か居ないとつまらない人生になる、そんなことを思っていた。
今は自分をどう成長させられるか?に頭を悩ませているし、愛情についても理性で考えられていると思う。思いたい。

色んなことに過敏な私には、土台として「ほっとする居心地の良さ」「安心感」「私の味方」を感じれていないと息が詰まる。
きゅんきゅんドキドキは必要だけれど、あまり刺激物にならない程度に。土台の上にトッピングとして乗せられれば。


で、「楽しそうだから彼氏いらなそう」と言ったあの人、なぜなんだろうか。
寂しくなさそう、てことなのかな。
1人で楽しめすぎちゃうのも問題なのよね、わかる。
隙がないよね、わかる。

これまで自分自身で補えないところをパートナーで埋めようとして失敗し続けたので、
寂しいとは思っていても、それを出かけることや本を読むこと、エンタメに触れることで埋めている。
ジム通ったりなにか勉強したり自分磨きしなさいよって感じでもあるけど、自分を癒す時間に重点を置きたい。

ネガティブな部分を相手に負わせようとしない。
…ように頑張っている。
だから、ニュートラルな気持ちで冷静に判断できるように、やっと最近、なってきた気がするから、これからだと思っている。

パートナーは補い合う関係であった方がいいだろうし、自分の不安要素や叶えられない部分を埋めるための相手じゃなく、褒め会えたり肯定的であったり、尊敬できる存在がいい。
そして日常の延長であることが理想。

温厚で心情深く、見えない努力もできて、むやみな嘘をつかない人。
親友のような、バカなこともシリアスなことも共にできる人。

関係を維持するためには、会話し、相手を理解しようと向き合うことや調整し続ける努力が必須だと思っている。
尊敬し合えるよう努力を続けられる自分でありたい。またあの頃に引き戻されないように、自分の精神安定ために。


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