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2022年に楽しんだコンテンツ(映画編)

あけましておめでとうございます。
今更ですが、2022年に観たり聞いたり読んだりして楽しかったコンテンツや食べ物、音楽、遊び方などを振り返ってみようと思います。
ちなみに、トップの画像は年始に訪れた耕三寺(広島・生口島)で見た巨大観音像です。

映画編

私は映画を観ることがとても好きですが、昨年は映画館に行くよりも、自宅でNetflixやAmazonプライムにある作品を観ることが多い一年でした。
仕事柄、スマホには大体ずっと誰かからの連絡があり、常に数件の問い合わせや返信待ちを抱えていたりと、映画館で集中して作品を観ることが難しい時期があったためです。忙しかった訳ではないのですが、なんとなくそわそわするから、という理由で映画館で映画を観ることに対して気が進まなくなっていました。それから、内容どうこうよりも、その映画を観た時期の自分の状況によって満足度が左右された部分も大きかった気がします。
特に面白かった10本について、日記のつもりで感想だけを書いていきます。

TITANE(チタン)
公開が終了する直前に、心斎橋のシネマートで観た。
前半は痛そうすぎてずっと目を細めていた。女主人公の洋画あるある“とにかく痛そう”のやつ。後半につれて普通の映画っぽくなり、いいんですか?という気持ちになる。笑っていいものか迷うシーンが沢山あった。最後の出産シーンの熱量にあてられて、人生のテーマは愛やな、という気分になった。

ブルーアワーにぶっ飛ばす
2019年公開やが、昨年の春にAmazon プライムビデオで観た。
地方出身なので、田舎の話や家族の話はいつでも泣きそうになる。都会に出た娘が突然実家に帰ってくると大体こうなります!の感じが完璧で、いたたまれなさと嫌な気持ちが込み上げてきて思わずちょっと泣いた。

OLD(オールド)
2021年公開。Amazonプライムビデオで6月に観た。
時間が早く進む設定のなかで、これは起こるやろな〜ということを全てやってくれてとても嬉しかった。本筋とは関係ないが、ニキビ潰し動画がとても好きなので、取り出した腫瘍をどうしたかだけはもう少し見せて欲しい。

さがす
2022年公開。これもAmazonプライオムビデオで観た。
私は佐藤二朗を見るとしんどくなるが、この映画ではそうならなかった。全員そうやろうが、私も座間のあれを思い出し胸がギュッとなる。語り手を変えてどんどん話が進む構成のテンポがよくて、嫌な気持ちにさせていただく快感があった。

ハウスメイド
「下女」の2010年リメイク版のやつ。Amazonプライムビデオで観た。
本当は下女の方を観たいんやが、観る手段を見付けられず先にリメイク版を観てしまった。みんな臭そうで意地悪で、めちゃくちゃ嫌な話で最高。

女神の継承
2022年8月、アップリンク京都にて、マッチングアプリで知り合った人と観た。他人と一緒に映画を観るのは、かなり久しぶりのことやった。ポスターだけ見てかなり深刻な難しい作品かと思っていたら、元気爆発のPOVで驚いた。ふわふわの犬を煮込むシーンがあって、たまげたがグッときた。

NOPE(ノープ)
2022年9月、梅田のTOHOシネマズで観た。
SNSで色んな人が面白いと言っているのを見て、内容を知らないまま観た。数年前に観た「バクラウ」みたいな感じやろうかと思ったが、もっと怖かった。私は基本的に動物が怖い。罪悪感を抱かずに肉を食べたいので、取り敢えず人間以外のどんな動物も可愛いとは思わない、食べ物やと思うことにしている。それでも、チンパンジーのシーンは怖すぎて心臓が止まりかけた。「見せもんちゃうぞ!」みたいなテーマはまあまあグサッときた。

恋する惑星
2022年9月30日、テアトル梅田の閉館日に朝から並んで観た。
毎日放送で仕事をさせて貰うことが多いので、その向かいにあるテアトルはよく(ていうても年に数回やが)通った映画館やった。今日で閉まるんか〜という感慨もあり、やたら感傷的な気分で観てしまった。前半で、数年前にした大きい失恋のことを思い出して少し落ち込んだ。そして、恋愛最高!

きまじめ楽隊のぼんやり戦争
2021年公開の邦画。NetflixかAmazonプライムビデオかで観た。
お芝居かコントみたいなやり方で、ゼンマイ仕掛けみたいな登場人物が機械的に動く変な映画やった。こういう設定一発ものみたいな作品がとても好きなので、他にもこういうものがないかもっと知りたい。

ケイコ
2022年12月、シネリーブル梅田で観た。
台詞が少なくて、環境や街の音に集中する映画。神聖な感じがする。こういうことがありました、はい次はこう、という感じで、本当にあったことみたいに冷静に映像が流れて、演じてる岸井ゆきのさんが本当にケイコていう人みたいやった。最後のシーンは窓の外を眺めてるみたいな気分になる。


以上、2022年に観た映画の中で、特に面白かった10本を挙げてみました。
他にも面白かった映画に「ザ・メニュー」「LAMB」「テリファー」「あのこは貴族」「ドント・ルック・アップ」などがありました。面白くなかったと感じたのは「オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」(アニメだけで十分やった)、「コンフィデンスマンJP英雄編」(これは面白くても面白くなくても大好き)でした。今年も、面白い映画を沢山観たいです。


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