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平均のウラとオモテ

一度平均化されるから他者との違いで個性を見つけられるのでは?
SHOWROOM代表・前田裕二さんの著書「メモの魔力」の自己分析を有志で集まって取り組んでいる会でこんな話をした。
「平均化」と聞くとあまり良いイメージを持たないけど、本当に悪い面だけなのか気になって考えてみた。


自分の意志と関係なく横並びに揃えられ、個ではなく全体で捉えられる。没個性。
こんなイメージで息苦しい。

けど、自分の意思があるのは自分が意識できている範囲だけで
なんでもあなたの意思で決めていいよと言われたら、対応できずに潰れそう。
学校の仕組みや会社の決まりごとや法律。
仕組みやルールがあるから余計なことを考えなくて済む。
こうやって好きなことを考えたり、noteを読む余裕が生まれる。
気づかないところで助けられている気がしてくる。

没個性がプラスに働く場面もある。
日体大の集団行動や欅坂46の全員で見せるダンスは
全体を見るからダイナミックで美しい。


どうやら尖った個性や出る杭を潰す装置になる平均と
集団から抜けられる力を持っていなくても、
ちゃんと役割を与えられる平均がありそう

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