散るらん
作詞 飯濱 壮士 作曲 飯濱 壮士 編曲 ame full orchestra
先週と同じように目を覚ました
レース越しの光が眩しかった
テレビは消してあった
背広と煙草は父さんのイメージ
暴力さえ止めば大好きだった
菓子が置いてあった
近くの商店にでもいったのだろう
足りなくなったパンを買いにいったのだろう
すぐに帰ってくるさ
僕を置いてなんていかない
灰を吸って
泥を分けて
辿り着いた時は
もう一度僕の
母になって
きつく抱いて
また朝がきても
離さないでいてほしい
初恋は義務教育の終わる年
繋いだ手を伝い通う拍動が
優しい脈を打った
君の熱が愛おしかった
死ぬ日まで忘れないのは
笑えてた生活の音
僕も命折り返したよ
平穏が痛いよ
町を去って
人を分けて
辿り着いた時は
もう一度君の
傍に立って
きつく抱いて
また朝がきても
離さないでいたい
バイバイマイネーム
墓石にないネーム
君が書いてくれた
砂浜の名前
たった一度
陽に照らされた
ストーリー
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