#1 若年性乳がんになりました
こんにちは。はじめましての方も読んでくださっているかもしれません。
少女写真家の飯田エリカです。
最近始まったSNSのスレッズやインスタライブでは発していたのですが
この2023年の春に若年性乳がんであると診断を受けました。
これからこのnoteの無料マガジンで治療の体験を発信していきます。
発信しようと思った理由
なぜ発信するのかというとこの若年性乳がんという病気は検診などで見つかるよりも自身で異変を感じて病院を受診するケースが多く、その場合見つかったときにはがんが進行していることが多いということをこの病気になって初めて知りました。
私も病院を受診したときにはしこりが5㎝と言われ、初期で発見することができませんでした。
しこりのようなものが胸にあり不安があったとき、通っていた婦人科で軽く相談したときも「若いから大丈夫じゃない?」と言われました。
でも大丈夫じゃなかった。
乳がんの検診は40代以上から推奨されています。
でも20代、30代で乳がんになる人がいます。
noteを読んで、この病気について知って関心をもってもらうことで初期で見つかる人もいるかもしれない。
初期で見つかったほうが絶対にいい。と経験して感じ、もっと知ってもらえたら。と思いこのnoteのマガジンを作りました。
あくまで私の体験ベースです。乳がんといってもタイプがいろいろあり治療方法も進行具合やタイプによって変わります。
でも私はなったうえでいろんなひとの体験を知りたいと思いました。
だから私なりに書けることを発信していきます。
少女写真家としてカメラマンの撮影仕事や株式会社paraという会社でさまざまな事業をしている働き盛りな今、がんになってしまったうえでどう治療と仕事を両立させていくか。
まだ私は妊娠出産も経験しておらず、これからその可能性もあったなかで抗がん剤治療をすると閉経してしまい、妊娠出産ができなくなる可能性が高いことを告げられたこと。命のことをとても考えたこと。
周りの人ががんのことを知ったときにとても優しく支えてくれていること。
抗がん剤治療の様子。
さまざまな思いや考えたこと。
前向きに治療に向き合えてること。
そういったことを一つ一つ書いていければと思います。
自分の乳がんのタイプ
乳がんには様々なタイプがあり
私の乳がんは
しこりの大きさ 5cm
ホルモン治療が効くタイプか?→効かないタイプ
HER2陽性か?→陽性 HER2タンパクを標的とする抗HER2療法が行われる
腋窩リンパ節転移 有り
遺伝性乳がんではない
全身への転移はないので根治ができるというものでした
治療の流れとしてしこりが大きいため先に化学療法の抗がん剤治療を約半年、その後手術でがんのある右胸を全摘します。
6月の下旬から抗がん剤治療が始まっていて、今は抗がん剤治療真っ只中です。
4月頭に初めて受信した乳腺科でマンモグラフィーと超音波の検診を受けてその場で「しこりが4,5センチあり十中八九乳がんです」と言われ
大学病院で様々な検査を受けてここまでのわかるにはほぼ2ヶ月かかりました。5月末に結果が出揃い、そこからやっと治療がはじまりました。
これからのこと
今は不安な時期を乗り越え、前向きに治療に励んでいます!
治療のつらいことなどネガティブなことだけを発信するというよりはがんになっても乗り越えるぞ!というタフな様子も発信したいと思ってます。
がんになったけど、休職できるわけでもない、どうしたものか…となったとき「勝手に生きる」しかないや。って思いました。そこから気持ちが前向きに切り替わったように思います。
なかなか大変ではあるのですが、、笑
仕事の仕方も工夫しなくてはいけないのでいろいろ考えており、そのことについてもまた書いてお伝えしていきます。
また、自分の心を置き去りにしないように。病気って心も傷つくから。
私自身をケアするためにもこのnoteを書いていきます。
スレッズではラフに日々のことを呟いているのでそちらもよかったら合わせて御覧ください。
写真活動も休止せず続けてますのでinstagramやサイトなどをぜひチェックしてください! Linktree もあります。
それではこれからもこのマガジンと飯田エリカをどうぞよろしくお願いいたします!
2023.7.28
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