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悪意を感じる時

生きていると、どうして、この人は、そこまで他人の行動が気になるのか? という人に出会います。

他人のミスや欠点を、自分のことは棚に上げて、執拗に責めたり、他人に吹聴したり、その人間の仕事や人格を貶めようとしたりします。モラルハラスメントをしているともいえます。

本人に問いただすと、「私は正しいことを言っている」「相手のためになると思うから」「会社のために正しいことをしている」「ミスをするような中途半端な仕事をしているのが悪い」などど、自分のやったことに対して正当化をすぐしますが、本当にそうならば、私もそこまで気にならないし、強く否定もしませんが、だいたいにおいて、明らかにその「他人の行動が気になる人」のやり方には、「悪意」を感じます。
その行動をどんなに正当化しようとも、正義を振りかざすほどのことでもないレベルの、他人の失敗やミスを執拗に指摘して攻撃して追い込むことで、相手の仕事や人生に影を落とす結果になったとしても、なんとも思わないどころか「私は間違ってはいない」「ミスをするあなたが悪い」「あなたの仕事に対する生ぬるい取り組みが悪い」などと、「お前は神か?」言いたくなるほど、その上から相手を否定する態度には腹が立ちます。

そのくせ、自分のミスを指摘、追及されそうになった時は、平気で逃げる。隠蔽する。内心開き直って表面的な謝罪をする。そんな卑怯な人間が多いです。

その悪意の底には、何があるんでしょうか。
妬み、嫉妬、があるんでしょうか。
でも、もしそんなことを言われたら、その人はプライドがズタズタに傷つき、「誰が、お前なんかに、お前のようの小さい人間に嫉妬するかよ!」と、烈火のごとく怒り出すのでしょう。

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