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やはりターゲットは高齢者?

二週間近くまえに、フランスでロックダウンが解除されたあと、若者たちがマスク無しで街に大勢繰り出しているという、この辻仁成が書いた記事について書いたが、その後、フランスがどうなっているか、毎日数値を確認しているのだが、死者についてはほとんど増えていないようだ。となると、やはり新型コロナウイルスは高齢者や基礎疾患がある人以外は、そこまで気にしなくても良いということにもなるが、日本の学校関係者や教育者や専門家が、そんなことを言う勇気はたぶんないから、そうは言わないだろうなと思う。
まだ分からないことが多すぎる新型コロナウイルス、もし小学校でクラスターが発生して、もしたった一人でも子供の死者が出たらと思うと、とても怖くて、たったの一人でも、もし子供の死者が出たらと思うと、そんな責任は重すぎてとれないから、そんなことは言えないのだろう。

先日も、アフリカが予想に反して死者が少ないのは、アフリカは平均寿命が短くて高齢者が少ないからではとか、ロシアも感染者の数のわりに死者がかなり少ないのは、やはりロシアも平均寿命が短くて高齢者が少ないからではなかろうか、という話もある。

ただ日本は高齢化社会なので、こんなに少ないのはおかしい、ということになって、世界中から不思議がられているが、人口比での死亡率は、東アジアでは、中国、台湾、韓国、インドなどより日本の方が高いそうで東アジアの中で見ると日本の死者は少ないわけではないそうだが、いずれにせよ、日本をはじめ東アジアの国々の死者は欧米より一桁も二桁も少ない。となると、東アジアの民族は、この新型コロナウイルスに強く、欧米人は弱いということにもなる。
(ウイルスの型が違うという報告も時々出てますが、これ、いつも思うだけど科学的にファクトになってるんですかね。いつも微妙です。このいつも微妙な科学的検証のせいで、解決が遅れているのか、世界中の科学者が調べても、やはりそれだけ事実検証が難しいのか…)

と、つらつら考えていたらこんな時間に。

来週から、小5の長男と、年長の次男の保育園も始まるのだが、もう完全に二人とも自宅で過ごす日々に慣れきっていて、特に次男は「もう保育園も行きたくないし、来年の小学校も行きたくない」と言い出すしまつ。

ただ、小学校の感染予防対策が、あまりにも子供に過剰にストレスを与えそうな内容らしく、それも怖い。どこかでストレスが変なかたちで爆発しなければいいが…。
子供は、そこまで感染リスクを気にする必要がないのは、上記の欧米の例を見ても明らかなのだが、やはりそれを言い出す勇気など先生達にも、校長にも、自治体にも、国にもないのだろう。

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