フィードバックを受けながら名刺をつくってみた
こんにちは。飯田です。
フリーランスのwebライターとして本腰を入れて活動していくために用意したいのが名刺。
ライターと言いつつデザインの仕事もしていきたいので、思い切って自分でつくってみることにしました。
その日は在宅ワークの夫(一応プロのデザイナー)がいたので、「厳しめのフィードバックお願いします!」と休憩時間に出来たものを確認してもらい、都度修正を重ねること6時間……。
せっかくなのでその軌跡をブログにまとめておくことにしました。
フィードバック→修正例はあまり見ることがないので、これからデザインをする方の参考になれば幸いです!
制作ソフト:Adobe Illustrator
「ダサい」と一刀両断された初稿
女性的でやわらかい印象
くすみ系のカラーが好きなので使いたい
デザイン性があるほうがよさそう
などのざっくりしたイメージで作った初稿。
3時間ほどかかって夫に提出した第一声は
「なんか……ダサい」
この段階ではそこそこ自信があったのでグサグサ!とショックを受けながら、修正ポイントを聞いていきました。
まず色とフォントが揃ってなくてごちゃごちゃしすぎ
なんでそこに入れたのか説明できないオブジェクトはないほうがいい
文字揃えも散らかっていて目が泳ぐ
言われてみればその通りかも。
自信満々で出したのがなんか恥ずかしくなってきた……。
「まずは情報を整理して整列させてから崩していったほうがいいかも」
「色数とフォントはもう少し絞って。一旦モノクロでつくってそこに色を乗せるくらいで始めてみよう」
「何を伝えたいのか整理してみて」
といくつかアドバイスをもらい気がついたのが、私はふんわりした女性的なデザインをあんまり求めていないのかも。ということ。
なんとなくのイメージを追って作っていたからごちゃついてしまったのだと気が付きました。
「自分がいいと思うイメージを固めてみるといいよ」
というアドバイスをもらったので、まずはPinterestで自分がいいと思うアイデアをたくさん収集。
共通点やどういうところに惹かれるのかをまとめ、自分がどんな名刺をつくりたいのかを明確にしていきました。
アイデアをまとめて再挑戦の2稿目
シンプルで余白を活かしたデザインが好き!と気がついたので、それを意識してつくってみました。
名刺の形も情報が整理しやすい縦型に変
さて、フィードバックの結果は……。
「うん、さっきより絶対よくなったね!」
褒められてやったー!と思うのも束の間、文字の大きさや見やすさについては甘いとツッコミを入れられてしゅん、、
その場でサンプルとして何箇所か修正してもらったのを見ると確かに甘かった!と反省しました。
言われてみると確かに!と思うのに、自分で作業中は気が付かないの不思議ですね。
カラーも足して完成形に近づく3稿目
細かいところを整えて色やあしらいを追加した3稿。
我ながらなかなかいいような気がする!と思いながらまたまたフィードバックをもらいます。
全体的に概ね好評でしたが、裏面の見出しのモサっと感が気になる……とのこと。
「この線は取ったほうがいいんじゃない?」と言われましたが、手書き感と柔らかさは残したかったのでそこは抵抗しました。(表面のアイコンも手書き風のものを使っています)
でも確かにもさもさしてる野暮ったさはあるかも……と思い、最終的に微調整して完成へと向かいます。
ついに!完成しました!
できた〜〜!!(文字詰めの細かいところはこのあとさらに修正しています)
あしらいについてやフォントについては見やすさや綺麗さから他のものにすれば?と言われた部分もあるのですが、自分が伝えたいイメージに合ったものを選べた!と思ったのでこれでGOしました。時には反発することも大事。
とにかく、なんやかんやの紆余曲折と予定より倍以上の時間をかけて名刺が完成しました。
忙しいのに休憩の合間に見てフィードバックをくれた夫には感謝です。
時間をかけて名刺をつくって学んだこと
まずはイメージを固めてラフをつくったほうがいい
自画自賛は危険!冷静な見直しが必要
フィードバックは超大きい!!人の意見が聞ける環境は貴重です、、
今回はクライアント=自分という特殊な例だったのもありめちゃくちゃ迷走してしまいましたが、なんとか完成させることができました。
自分の名刺だったのでフィードバックを蹴散らして強行した部分もありますが、基本的にクライアント向けデザインではお客様ファーストで作成しておりますので、もしご依頼を考えてくださる方がいらっしゃいましたらそこはご安心ください!
デザインはお客様とのコミュニケーションが大切だと常々思っているのですが、自分用のものだと自分との対話はおざなりになってしまうものですね。気をつけて行きたいです。
ライティング・デザインのお仕事は随時募集中ですので、関心を持って下さった方はぜひメールやTwitterのDMでご相談ください!
長々とした文章をお読みいただきありがとうございました!
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