【講義】【動画】新刊案内とイントロ解説
そして,さる12/2(土)は明治大学リバティアカデミー講座「財政政策と金融政策--21世紀型のマクロ経済政策とは何か」にご参加いただきましてありがとうございます(参加されなかったかたも日頃からありがとうございます^^).
今月20日に中公新書より『財政・金融政策の転換点』が発売されます.実はリバティアカデミーの予定を決めた4月頃には12月には出てるだろうし,出版記念だ~♪ と皮算用していたのですが,遅筆でタイミングを逸しました.書影はまだだけど,予約はできますよ^^
本書のメッセージは,
●日本の財政状況は「緊縮派が言うほど悪くない」「楽観派が考えるほど緩いモノではない」
●低金利政策は継続されるべきであり,尚早な出口戦略は害あれど益は少ない
●財政政策と金融政策は区別できないし,するべきでもない(その区分は便宜上のものに過ぎない)
●長期的な成長のための需要戦略(高圧経済)が必要であり,そのためには財政政策と金融政策は連動して行わなければならない.
●財政にフリーランチはあることもある/高圧経済とは財政フリーランチのない状況を創出・維持することである
といったものになります.
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