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【まとめ】海外旅行における航空券購入方法と移動手段のガイド

どうも世界を歩くフリーランスの旅暮らし飯田さん(@iida_shi)です。

このアカウントは、コロナ禍を経て、これから海外へ旅へ行こうとしている人へ向けて、現在世界1周中の飯田が旅の情報やTips、歴史などを紹介します。

この記事では「どのように海外航空券を取っているのか」「海外旅行中の主な移動手段」について紹介します。

現在世界一周中の私が、実際どのように移動しているかエピソードを交えながら紹介します。

この記事を読むことで海外航空券の購入方法と、海外を旅する上での主な移動手段についてを理解することができます。
これから人生初の海外旅行を控えている方はぜひ最後まで読んでください。

また今回と同じ内容をPodcastとSpotifyから声でお届けしています。
読む時間がない方はラジオをどうぞ!

移動手段取り方・選び方

まずは基本的な飛行機の取り方を紹介します。

飛行機の取り方

私は普段、Skyscannerというサイトを使って航空券を購入しています。

たまに「Googleフライト」でも検索します。

ただ、Googleフライトは一度に大量の検索しにくいため、たまにしか使いません。

Skyscannerで調べたあとに、Skyscannerより安い便を探したり、より最適な行き方を探したりするイメージです。
SkyscannerとGoogleフライトの両方で検索すると漏れを防止することができます。

私の場合、基本的に帰国することはないので片道のみの予約が多いですね。
しかし、入国時に往復分を取らないといけない国も存在しています。とはいえ、帰国せずにそのまま別の国に行く場合もありますよね。

その場合は「陸路で移動する」と伝えると入国審査でも納得してくれます。
日本人からしたら、陸路で国をまたぐという発想が浮かびません。

しかし実際に旅暮らしをしてみると、当たり前のように起こります。
私も最初はびっくりしました。

歩いて国境をまたいだことがあるのですが、非常に新鮮な経験でした。
後ほど詳しく説明します。

往復券予約時のライフハック

往復での旅行が決まっている際に、行きと帰りのチケットを別で予約すると、安く済ませられることがあります。

例えば、往復で調べると2万円であっても、行き分と帰り分をそれぞれ検索し、片道8,000円であった場合合計16,000円です。

毎回そうではありませんが、ライフハックとして覚えておいてもいいですね。

移動方法

国をまたぐ主な移動方法は以下の通りです。

  • 飛行機

  • タクシー

  • 徒歩

  • バス(乗合小型バス)

  • 電車

それぞれ、私が国境を越えた具体的なエピソードやハプニングを交えて紹介していきます。

飛行機

まず飛行機編です。やはり一番多い手段は飛行機での移動です。

私がタイからバリ島へ移動する際にあったハプニングを紹介します。

その日、21時出発の飛行機が何かしらの不手際で23時出発に変更されました。そこまでは良かったのですが、時間になっても全く出発する気配がないんですよね。

何があったかというと、バリ島の空港の営業時間が終了していたんです。空港に終了時間があるんだなとその時初めて知りましたね。

営業時間が終わっているため、23時にタイを出発してもバリ島に着陸できないということで、夜中の2時まで機内で待機しました。他の乗客は荷物をまとめて降りようとしていたぐらいです。

タイは結構こういうケースがありますよね。

タクシー

タクシーで国境を越えたこともありました。

具体的な場所は、ジョージアのアハルカラキという町からアルメニアのギュムリまでタクシーで移動しました。

元々アルメニアの首都エレバンに行く予定があり、その前にジョージア南部の観光もしようと思い、アハルツィヘという町に寄ったんです。

事前にアハルツィヘから、エレバンにバスで行くことが可能と聞いていたのですが、いざ行ってみるとアハルツィヘ行くバスがありませんでした。

バスの運転手に聞いても途中のアハルカラキまでしか行かないと言われたんです。ただ、アハルカラキまで行けば、もしかしたらアハルツィヘ行きのバスがあるかもしれないと言われて渋々そのバスに乗りました。

アハルカラキについても案の定バスはありませんでした。タクシーの運転手に聞いたら、タクシーしかないとのことだったのでそのまま乗り込みました。3,000円程でした。タクシーで国境を越えるって相当ですよね。

アハルカラキからエレバンまでは結構距離があります。地理的にギュンムリが行きやすいとのことだったので、運転手さんにギュンムリまで連れて行ってもらいました。

道中何もない火星のような道をタクシーで飛ばしてもらい、国境の検問所にも全く人がいなかったのでさらっとギュンムリまで到着しました。2時間位タクシーに乗って3,000円で国をまたぎました。

その後もタクシーの運転手さんから、エレバンまでも2時間真下に行くだけだから乗せていくよと言ってもらえました。値段も3,000円といい話ではありましたが、断り乗合バスに乗り、目的地につきました。

タクシーで国境を越えるという経験は、なかなかレアだったと思います。

ジョージア アハルツィヘ🇬🇪

徒歩

次は、ジョージアからトルコの国境を歩いて越えたお話です。

地図でいうとジョージアはトルコの上に位置しています。ジョージアのバトゥミという町からだと、トルコの検問所までバスで30分程で到着します。

そこを徒歩で通過しました。軽い手荷物検査と検問所での入国審査があったくらいです。日本人にとって歩いて国境を越えることはあまりないですよね。しかし外国では珍しくない事例です。

マルシュルートカ(乗合小型バス)

バス程大きくはないバンのような車で国境を越えたこともありました。
ベトナムからカンボジアと、カンボジアからタイへ移動した時のことです。

タイやカンボジアやベトナムには、町の至る所にマルシュルートカ乗り場があります。チケットは町中のチケット売り場でも買えますし、「12GO(トゥエルブゴー)」というアプリでも購入できます。

見やすく、すぐに予約できるので重宝しています。
また、PayPalで決済できるためクレジットカードが弾かれることもありません。

ただ、たまに出発地の地図が出ないなどのエラーもあるので注意してください。私はそれで一度バスを逃したことがあります。
その辺に注意すれば、便利なサイトです。

ヨーロッパの場合は「ROME2RIO(ローマトゥーリオ)」を参考にしています。

https://www.rome2rio.com/

検索すると、ナビのように複数のルートが表示され、詳細は外部サイトに遷移します。

このアプリでは国外への移動だけでなく国内の電車も調べられます。
例えば私が行ったジョージアという国で、首都のトビリシからバトゥミという西海岸へ行く際、毎回このサイトを使ってルート検索をしていました。

短距離の移動の場合、例えば国境を越えずに市内を移動手段の検索をしたい時には、「Moovit(ムーヴィット)」を使います。
https://moovitapp.com/

ただ国によっては入国にビザが必要です。例えばカンボジアとかですね。
しかし、ビザを取得していなくても、そのバスの中でスタッフに言ってお金を払えばビザを取る手配をしてくれました。

検問所に到着したらバスを降りて、パスポートなどをチェックされ、バスに戻ります。

基本的に、東南アジアの国境をまたぐ移動はバスが多いです。飛行機の方が早いもののバスが安いからです。

例えば、ベトナムからカンボジアへの移動は900円くらいしかかかりません。カンボジアからタイも2,000円しなかったはずです。

時間がかかることがネックではあるものの、かなり安い移動手段です。

カンボジアからタイ入国時の検問所
車から降り、歩いて出入国検査をします。

電車

私は未経験ですが、国境を渡る手段として挙げられるのが電車です。
例えば、タイ・ラオス間の移動は電車が一般的なようです。

電車と同様に船も使われることが多くあります。
例えば、私もこれからやろうとしていることなのですが、トルコのイズミルからギリシャのアテネまでは船のルートがあります。片道90ユーロ程で通過できるみたいですよ。

少し変わった移動手段

他の移動方法として「世界一周航空券」「クルーズツアー」について紹介します。

世界一周航空券

私も経験はありませんが、世界一周航空券というのがあります。出発地から事前に世界一周のルートが決められているチケットです。

例えば、出発地の日本から韓国、タイ、トルコ、イタリア、スペイン、メキシコを経由して日本に戻ってくるということが出発時点で決まっているんです。

航空会社によりますが、30万円〜50万円ほどで購入できます。

クルーズツアー

飛行機ではありませんが、クルーズ船での移動も可能です。有名なのはピースボートですね。

期間や時期にもよりますが、300万円ほどするツアーもあるようです。

飛行機のお得な取り方

最後に、飛行機のお得な取り方を3つ紹介します。

閑散期を狙う

ハイシーズンを外す。会社員をしながら時期をずらすのは難しいものやはり閑散期は安くなります。

例えば、ギリシャのサントリーニ島。シーズンは日本でいう夏の時期の6〜8月です。冬の寒い時期は人もほぼいなくなるようで、だからこそ安く行けると最近ギリシャに行った友人が言っていました。

私自身も同じような経験があります。ジョージアという国はヨーロッパと近く、航空会社も多いので価格を抑えられます。特に冬の寒い時期は安いです。

中でも、冬の間ジョージアのクタイシからギリシャまでの往復は12,000円しかかかりません。閑散期はかなり安いですね。

ジョージアのクタイシ⇄ギリシャのテッサロニキ

日付や月を変えて調べる

次に「日付や月を変えて調べる」ことをしてみてください。例えば、3月は高くても4月にすると安いことがあったり、4月1日は高くても4月8日は安かったりします。

日付を変えただけで2〜3倍安くなるということもありうるので、航空券を取るときはその辺もじっくりみることがおすすめです。

国単位で調べる

最後は「特定の町ではなく国単位」で調べることです。

例えば、成田空港から海外へ行く方法を検索するのではなく、出発地を日本で検索して行き先を指定する。すると、羽田空港からのお得な便が見つかったり、関西国際空港からの安い便が見つかったりします。

もしそれで1万円以上安くなるのであれば、2,000円の夜行バスに乗って関西まで行ってしまう方がお得ですよね。体力的にはややしんどいですが、ついでに大阪も楽しめるのでいいと思います。

少しでも安く済ませたいのであれば、具体的にではなく、あえて抽象的に検索することをおすすめします。

まとめ

今回は、具体的な飛行機の予約方法や国境をまたぐ移動方法について紹介いたしました。

これから海外に行こうとしている方のお役に立てたら嬉しく思います。

また今回と同じ内容をPodcastSpotifyから声でお届けしています。

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