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【飯田線各駅紹介】66 下平駅

高森町・下平駅。街の郊外にある小さな駅だ。
国道を見下ろすホーム上の駅名標。
1面1線の構内にコンクリート製の待合室をもつ。

忘れ去られたような小駅

 ここは長野県下伊那郡の高森町に所在する、下平という駅だ。駅の周囲に人家は少なく田畑が広がっているが、背後には大型商業施設がある。遠くには国道があり、多くの車が絶えず行き交っている。そんな“市街地郊外”という雰囲気の強い当駅だが、駅の利用者は少ない。車社会のいま 当然と言えば当然のことだろうが、段丘上に忘れ去られたかのようにぽつんと佇むこの駅は寂しそうだ。
 この下平駅には何度か訪問したことがあったが、今回は列車での停車中に観察するに収まった。天気は雨。列車が駅に近づくと、雨に濡れる小さな駅が見えた。しかし、天候が悪い上に、列車の窓越しに撮ったので、あまりにも写真が汚い。そこで遥か昔の写真データを見つけ出し、そこから上の画像も持ってきたわけである。実際、今では背後の大型商業施設が「アピタ」ではなく「ドンキ」に変わっている。
 ちなみに、どうでもよいことなのだが、この駅の駅名はひらがなで書くと「しもだいら」である。高森町には「上平」という地区もあるのだが、そちらは「かみだいら」ではなく「うえだいら」と読む。本当にどうでも良いことだが。
 さて、そんなこんなで、結局この駅には最近は訪問できていない。今度はちゃんと列車を降りて、駅を堪能しようと考えている。

訪問日:
2022年10月08日
2024年07月15日(停車中に観察)
それ以前にも一度訪問(日付不明)

※再訪の予定がありますので、達成次第ページを追記する予定です。

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