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『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』(柴田ケイコ/KADOKAWA)
先日、ひさびさに書店に行ったら新刊が出ていたので大喜びしてしまった。このシリーズ、わたしも子どもも大好きなのだ。
シリーズ四冊目、ほんとうに帯の言うとおり「え、パンは?」である。パンどろぼうのパンの着ぐるみはふんわりふかふかしてそうなのに、おにぎり。なんか手にもちっとくっついてきそうな……。いや、着ぐるみなんだけど。
語りたいけれどまだ発売されたばかりだしどこまでネタバレしていいのかわからない。でも第一作『パンどろぼう』から続いてきた、前ページの“引き”からの見開きバーン!は健在。一冊目の「まずい」、あのページだけを顔芸付きで何百回読まされたことか。大好きです。
このシリーズ、何がいいってパンどろぼうがひたすら一途にパンを好きなところがいい。「いとしい いとしい いとしのパン」って声に出して読んでいるとき、パンどろぼうの純愛が胸にせまってくる感じがする。気のせいか、このシリーズに会う前よりパンが好きになった気もするし。おいしさは裏切らない。そりゃどろぼうもしちゃうよ。だめだけど。
最近はグッズ展開がさかんで、ポップアップストアが全国を巡っているらしい。いいなあ。着脱式のぬいぐるみは文句なしにかわいいし、特にあの中身がほとんど入らないであろうリュックなんてめちゃくちゃほしい。
なお、わたしが『パンどろぼう』を知ったのは以下の記事。ギャラクシーさん、アドヴェントカレンダーに入れていただきありがとうございました。
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