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心うるおす、夏のグラス

夏らしさ漂うガラスの器。手仕事のグラスは、個性豊かな見た目の美しさはもちろん、飲み口の厚さや質感によって注いだ飲み物の味わいまでも異なって感じられます。冷たい感触や光の屈折、氷の音を五感で感じながら、グラスと過ごす時間をお楽しみください。暑くなるこれからの時期におすすめのグラスをご紹介します。

▼涼しげな青に魅せられて。雫のグラス

青いガラスの粒がキラキラと輝くグラスは、広島県福山市で吹きガラス工房を営む小林亮二さんの作品。雫が落ちた時に跳ね上がる水滴を表現しています。上部の細かな泡、有機的なグラデーション、底の鮮やかな青色と、うっとりしてしまう美しさ。蒸し暑い日には、すっと体感温度を下げてくれるようなグラスで一息つきましょう。

▼柔らかな音を奏でる、木のマドラースプーン

国産の山桜の木で作ったマドラー。耐久性が高く安全な塗料を使用し、植物性オイルで仕上げています。先が小さなスプーンになっており、手彫りのまあるい形が優しい印象。ジャムやシロップを炭酸で割った手作りのサイダーを楽しみたいですね。かき混ぜる時に、ガラスと木が柔らかな音を奏でることでしょう。

▼日差しが似合う、ワイングラス

ステムの部分に黄色のガラス玉が輝くワイングラス。太陽の光が似合う黄色のグラスには、甘酸っぱい飲み物がぴったり。写真のようにレモンを浮かべたソーダやサワー、アイスティーを注いでも。静岡県浜松市にて、今年工房をオープンされた奥山硝子工房さんの作品です。青や紫など他のカラーバリエーションもぜひご覧くださいね。

▼ふわり、空飛ぶモモンガの刺繍コースター

空を飛ぶモモンガのフォルムをモチーフにしたコースター。ベルギーリネンは吸水性が高く、適度な厚みがありグラスの底を優しく守ってくれます。絶妙な配色のゆるりとしたモモンガの刺繍に癒されて、来客時の会話も弾みそうですね。アイスコーヒーやハーブティーを淹れて、和やかなお茶の時間をお楽しみください。

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